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組織名: |
大仙西校区まちづくり協議会 |
連絡先: |
072-245-2531 |
概要: |
私たちのまち大仙西校区は現在人口約4200人、1900世帯の地区です。同和対策事業によるまちづくりが終了し、新たな問題が生じてきました。
第1には、高齢化の問題があります。現在地区内の高齢者(65歳以上)のみの世帯は約470世帯と全体の25%となり、年々増加傾向にあります。
第2には、若年層、安定層の地区外流失という問題があります。応能応益家賃が導入されたことによって、ある程度収入が安定している若年層は高い家賃を払うよりは分譲マンションや一戸建て住宅を購入して、地区を出て行くケースが増えています。
第3には、団地が老朽化し、建替えの必要性が出てきています。建設から35年を迎えようとしている住宅があり、耐震性や設備面などが今の基準を満たしていない住宅を今後どのようにしていくのかが大きな課題です。
第4には、迷惑駐車や放置ゴミが増えてきたこと、高齢者が安心して生活できることや子どもの安全見守りなど、福祉や地域のコミュニティにかかわる諸問題が山積しています。
まとめると、少子高齢化に伴う人口バランスの偏りや収入安定層の流失に加えて、建物の老朽化がさらに悪循環を起こし、まちの活力が低下し、いわゆるスラム化が進むのではないかとの懸念があります。
これらの諸問題を住民参加型のまちづくりで解決していこうと、1年の準備期間を経て、2006年7月に「大仙西校区まちづくり協議会」を結成しました。大仙西小学校区内で日常的に活動している自治会、老人会、福祉委員会、子育てサークル、運動団体など23団体で結成しています。
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■子どもや高齢者、障害者などが参加しやすくしている工夫

老人クラブの聞き取りの様子 |

青年の聞き取りの様子 |
高齢者には、地元の老人クラブの協力のもとに聞き取り調査などは日ごろ利用している老人センターで行いました。同様に障害者守る会の協力で障害者センターを利用しました。
■地域のまちづくりを進めていく上で活用した施策等
○堺市住宅まちづくり活動補助金、堺市住宅まちづくり専門家派遣事業
○準備期間は、(財)大阪府人権協会「住民参加型まちづくり促進事業」を活用し、まちづくり協議会立ち上げに向けた検討やワークショップなどをおこないました。
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○2007年度から2010年度の3年計画で、最終的には地域のまちづくり構想をま
とめる。
○2008年度は、ニーズ調査をもとに身近な課題への対応をしていく。(迷惑駐車や粗大ゴミ、安全安心のまちをめざす)
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 ○日ごろ行っている活動の延長や少しの拡大など無理をせずに継続的な活動をめざす。
○やっていて「楽しい」「希望がある」などの実感ができる活動をめざす。 |