★2017年度人権NPO協働助成金★
とりくみほうこく⑥
ようこそ矢田へ~外国にルーツのある子どもと保護者への支援~
団体名:特定非営利活動法人 共生と自立のまちづくり・ふれあい
「みんなのおすすめ料理」
外国にルーツのある子どもたちが、それぞれの国を紹介する取り組みを行いました。今回は「おすすめ料理」を模造紙に書き出しました。料理名・絵とともに、調理手順やどんなふうにおいしいかを、子どもたちが書きました。
できれば、実際に調理し、食べることができればよかったのですが、今回は紙面上での再現となりました。やはり、「ほんもの」に触れる機会をたくさん作っていきたいと思います。
また、この作品は、文化祭の作品展でも展示されました。
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ひきこもりの若者がつなぐ"地域の絆ホッとランチ"配食事業
団体名:NPO法人南大阪サポートネット
「第3回会食サロン配食弁当実施及び感想」
11月は22日(水)、27日(月)にお弁当作り、配食、販売を実施した。22日は大阪狭山市西山台地域の「すずかけ会館」で活動しているボランティアグループ「結の会」から、定例食事会のお弁当としてご注文をいただき届けることができた。今回、実現に至ったことから、ひきこもり支援活動に理解、協力して下さる方々と繋がり続けるためには日頃のこまめな関わりを絶やさないことが大切だと実感した。
現代社会では、この繋がりを持つ中で時々生じる揉め事を避けたいため、繋がりそのものを遠ざけたりする傾向が強いと思われる。そして「知らない、わからない」ことが増え、無関心や孤立などの問題が起こったり、または距離感の取り方があまりにも近く、些細なことまで干渉することが起きたりする。
この事業を通して、温かな対話が繰り返され、ホッとする一時を感じてもらう機会を作れることが、豊かな地域を作ることに繋がるとよいと思う。22日、27日両日を通して複数の若者の参加があり、ボランティア活動費を支払うことで彼らに、人生で初めて「自分で稼いだお金」を得る労働体験を提供できた。
もちろん「ありがとう」という温かい言葉をかけてもらえることは力となり自己肯定感が育まれる大切な要素であるが、「お金」という目に見えるものを手にすることは、次の一歩を踏み出すモチベーションとして大きな意味がある。また金銭授受に伴い、領収証を書くなど、社会生活での事務作業体験もできるよい機会となった。
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・2017年度人権NPO協働助成金の募集案内
(http://www.jinken-osaka.jp/2017/01/2017npo.html)
・2017年度人権NPO協働助成金の助成事業が決定しました。
(http://www.jinken-osaka.jp/2017/03/2017npo_1.html)
・協働事業で成果を上げるために...事業説明会&ワークショップ
(http://www.jinken-osaka.jp/2017/06/2017npo_2.html)
・2017年度人権NPO協働助成事業 中間報告・交流会9.21~後半の取組みに向けて~
(http://www.jinken-osaka.jp/2017/09/2017npojigyou.html)
<とりくみほうこく>
①「お弁当づくり拠点清掃作業と当事者家族の会の方々との意見交換」 「冊子作成中!」
(http://www.jinken-osaka.jp/2017/06/2017npo_3.html)
②「スタッフ、支援者、当事者家族の会との学習会と意見交換とお弁当作づくり試行」「意見交換会を開催!」「部落問題を考える「第一歩」がスタート」
(http://www.jinken-osaka.jp/2017/08/2017npo_4.html)
③「意見交換会を開催!」「バザーに出す手作り品作成を中心としたボランティア作業や配食弁当の施策を当事者の若者と一緒に行いました」
(http://www.jinken-osaka.jp/2017/08/post_342.html)
④「部落問題を考える2回目の学習会を開催」「第一回会食サロン配食弁当実施及び感想」
(http://www.jinken-osaka.jp/2017/10/2017npo_5.html)
⑤「部落問題を考える3回目の学習会を開催」「第2回会食サロン配食弁当実施及び感想」
(http://www.jinken-osaka.jp/2017/11/32npo.html)
この人権NPO協働助成事業は、人権に取り組むNPO等のホップ・ステップ・・・を応援するために、事業収益の一部を活用して自主事業として取り組んでおります。
より充実した内容へと発展させるために、皆様のあたたかいご支援・ご協力よろしくお願いいたします。