★2017年度人権NPO協働助成金★
とりくみほうこく⑤
小中学校での今日的な部落問題を伝える教材づくり事業
団体名:西成教育サポート6校連絡会
「部落問題を考える3回目の学習会を開催」
11月1日(水)16時から、にしなり隣保館で西成教育サポート6校連絡会の3回目の部落問題学習会を行いました。各学校で会議や行事などがあり、参加者は少なかったですが、「部落問題への取り組みで培われた長橋の教育」をテーマに、大阪市立長橋小学校の髙濵将幸さんを講師に招いた学習会を開催しました。
自分が生まれて育ってきた中では重要視しなかったが、長橋小学校に赴任することで部落問題について考え、取り組むことができた。また、長橋小学校の歴史の中に部落差別をなくすための様々な取り組みが行われていることを改めて学ぶことができた。といったことが聞けました。
次回の学習会は、地域の中学校の先生が部落問題についてどのように考えているのかを話してもらう予定です。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
ひきこもりの若者がつなぐ"地域の絆ホッとランチ"配食事業
団体名:NPO法人南大阪サポートネット
「第2回会食サロン配食弁当実施及び感想」
10月は16日(月)、23日(月)にお弁当作り、配食、販売を実施した。会食サロンへのお弁当配食を行うとともに、理解者の拡充を目指して協力者としてお弁当を食べていただける方を募集しての実施であった。
当事者の若者にとっては、次回の開催日への参加に対して自己選択、自己決定をする、ということも一つのスモールステップとなっている。参加する、という自己決定をすることで次のトライアル(昼夜逆転などの生活時間への修正や体調管理なども含む)を始めることもできる。
結果はドタキャンになることもあるがそれも大丈夫で(ひとつ体験が増えた)、安心して何度でもスモールステップを積み重ねる機会が必要である。寄り添っている支援者からはもう少し頻度がある方が嬉しい、という声も届いている。
現段階では、会食サロンのお弁当は(仮:いろどり弁当)はまだお試しとして依頼を受けているので、日程確定が遅くなり、それに伴い当事者の若者、お手伝い下さる支援者やボランティアさんへの案内も遅くなり、トライアルの機会としては直前の提案になったり、ボランティアさん確保の動きが直前になるなどの問題がある。そこで啓発活動の意味も持ちながら、主旨を理解してもらい協力者としてお弁当を購入してもらう方を募っていく形(仮:To-Villa弁当)も並行して行う事にした。
今後の課題としては安定した配食先、お届け先、購入者を確保し、トライアルの機会を定期的に設けることがあげられる。またそれに伴うボランティアさんの安定、継続確保も課題となる。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
・2017年度人権NPO協働助成金の募集案内
(http://www.jinken-osaka.jp/2017/01/2017npo.html)
・2017年度人権NPO協働助成金の助成事業が決定しました。
(http://www.jinken-osaka.jp/2017/03/2017npo_1.html)
・協働事業で成果を上げるために...事業説明会&ワークショップ
(http://www.jinken-osaka.jp/2017/06/2017npo_2.html)
・2017年度人権NPO協働助成事業 中間報告・交流会9.21~後半の取組みに向けて~
(http://www.jinken-osaka.jp/2017/09/2017npojigyou.html)
<とりくみほうこく>
①「お弁当づくり拠点清掃作業と当事者家族の会の方々との意見交換」「冊子作成中!」
(http://www.jinken-osaka.jp/2017/06/2017npo_3.html)
②「スタッフ、支援者、当事者家族の会との学習会と意見交換とお弁当作づくり試行」「意見交換会を開催!」「部落問題を考える「第一歩」がスタート」
(http://www.jinken-osaka.jp/2017/08/2017npo_4.html)
③「意見交換会を開催!」「バザーに出す手作り品作成を中心としたボランティア作業や配食弁当の施策を当事者の若者と一緒に行いました」
(http://www.jinken-osaka.jp/2017/08/post_342.html)
④「部落問題を考える2回目の学習会を開催」「第一回会食サロン配食弁当実施及び感想」
(http://www.jinken-osaka.jp/2017/10/2017npo_5.html)
この人権NPO協働助成事業は、人権に取り組むNPO等のホップ・ステップ・・・を応援するために、事業収益の一部を活用して自主事業として取り組んでおります。
より充実した内容へと発展させるために、皆様のあたたかいご支援・ご協力よろしくお願いいたします。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆