新着情報

★2017年度人権NPO協働助成金★

とりくみほうこく④



小中学校での今日的な部落問題を伝える教材づくり事業

西成教育サポート6校連絡会


「部落問題を考える2回目の学習会を開催」

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9月9日(金)16時から、にしなり隣保館で西成教育サポート6校連絡会の部落問題学習会を行いました。それぞれの学校での取り組みなどもあり、参加者は少し寂しかったですが、「部落問題について感じていること」をテーマに、部落解放同盟西成支部執行委員の西田吉志さんを講師に招いた学習会を開催しました。

自分が生まれて育ってきた中での経験を中心に、日々を悩みながら部落問題について考えて働き、生活していることを聞けました。差別する人は、相手や地域のことを知らないからで、差別する人を積極的に呼んでくるということが印象に残りました。そして、にしなり隣保館を訪れるこどもたちと積極的に関わりながら、そのこどもたちが地域を支えるようになっていってほしいと話されていました。

今後の学習会は、地域の小・中学校の先生が部落問題についてどのように考えているのかを話してもらう予定です。



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ひきこもりの若者がつなぐ"地域の絆ホッとランチ"配食事業

NPO法人南大阪サポートネット


「第一回会食サロン配食弁当実施及び感想」

9月分.jpg会食サロン用お弁当


9月25日に第一回目となる会食サロンへのお弁当配食を実施した。前日の24日には買い出しと仕込みを行ったが、当事者1人、ボランティアとスタッフ9人の総勢10人の参加があった。当事者の若者も食への関心があるので、積極的に作業に取り組むことができたことと、支援側のスタッフとも楽しくおしゃべりをする時間があり大変良かったと思う。


25日には当事者の若者2人、ボランティアとスタッフ11人、総勢13人での実施となった。この日は通常のお弁当作りの日と重なったこともあり参加人数も多かった。当事者のH君は「今日はすべての献立の配膳にチャレンジする」という目標を自分で決めてきたということで、とてもよい積み重ねの機会となっていることが良かった。作業を進めながら「ありがとう」の言葉が何度も飛び交っている現場の空気作りは支援側スタッフひとりひとりが寄り添う気持ちを持ち、よい関わりをしてくれているおかげだと思う。これからも「次もまた来てもいいかな」と思える居場所作りには力を入れていきたいと思う。

配食先のサロンの方からお弁当に対しての感想・意見としては、「全体的に味が薄味だった」「主菜にソースやタレなどが欲しかった」「とろみがついていると食べやすい」などの意見をもらったので今後の献立作成に活かしていきたいと思う。

また別の地域の会食サロン実施団体とも交渉を重ねていて、10月初旬に検討会の時間を取ってもらう事になった。

9月分②.jpg

前日の仕込みの様子



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・2017年度人権NPO協働助成金の募集案内

 (http://www.jinken-osaka.jp/2017/01/2017npo.html)

・2017年度人権NPO協働助成金の助成事業が決定しました。
 (http://www.jinken-osaka.jp/2017/03/2017npo_1.html

・協働事業で成果を上げるために...事業説明会&ワークショップ

 http://www.jinken-osaka.jp/2017/06/2017npo_2.html

・2017年度人権NPO協働助成事業 中間報告・交流会9.21~後半の取組みに向けて~

http://www.jinken-osaka.jp/2017/09/2017npojigyou.html



<とりくみほうこく>

①「お弁当づくり拠点清掃作業と当事者家族の会の方々との意見交換」「冊子作成中!」

http://www.jinken-osaka.jp/2017/06/2017npo_3.html

②「スタッフ、支援者、当事者家族の会との学習会と意見交換とお弁当作づくり試行」「意見交換会を開催!」「部落問題を考える「第一歩」がスタート」

http://www.jinken-osaka.jp/2017/08/2017npo_4.html

③「意見交換会を開催!」「バザーに出す手作り品作成を中心としたボランティア作業や配食弁当の施策を当事者の若者と一緒に行いました」

http://www.jinken-osaka.jp/2017/08/post_342.html


この人権NPO協働助成事業は、人権に取り組むNPO等のホップ・ステップ・・・を応援するために、事業収益の一部を活用して自主事業として取り組んでおります。

より充実した内容へと発展させるために、皆様のあたたかいご支援・ご協力よろしくお願いいたします。


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