新着情報

2016年度人権NPO協働助成金



とりくみほうこく⑦



シングルマザー&プレシングルマザーに対するトータルサポート構築のための

ネットワークと仕組みづくりプロジェクト

団体名 シングルマザーのためのサポートグループ まえむきIPPO


「第1回支援者交流会」

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いよいよ8月28日に支援者交流会を行なった。お声をかけた団体や人との初顔合わせ。当日は、いったいどれだけの人が来てくれるのかとドキドキだったが、合計で13人、私たちを入れて17人で小会議室はいっぱいになった。

まずは、あいさつに続いて私たちの団体紹介と、なぜこのような企画をしようと思ったのか、その主旨や思いをお伝えした。植田さんが作成してくれたパワーポイントが優れものだったので、図を見ながら私たちの団体だけではなく、参加してくださった団体がすべてつながってネットワークをつくり、しかも各団体がその輪の中心となるイメージを描いていただくことができたのではないかと思う。

シングルマザーの現状の厳しさや相談の困難さについては、それぞれすでに支援をされている団体がほとんどなので言うまでもないが、この日集まった人・団体がネットワークをつくれば、困っているシングルマザーのサポートが力強くできると思われる。

参加してくださった団体は、人権相談、就労支援、弁護士、行政書士、当事者グループ、子育て支援、子どもの居場所、シングルマザーのシェアハウス、など多岐にわたりながら、すべてシングルマザーに必要な情報をもっている団体ばかりだった。なかでも、シングルマザーのシェアハウスはご存じない人も多く、質問がたくさん出て大人気だった。お互いの活動報告だけでなく、それぞれが感じているシングルマザー支援の困難さや、今後の課題なども出し合えた。

また、まだまだ学ばなければいけないことも多く、時代の変化に応じて変わっていく制度や状況にも対応せねばならないため、来月からの学習会には大きな期待も寄せられた。学習会のテーマと日程の確認も行なった結果、第1回の学習会テーマは「生活保護とクレサラ問題」に決定した。

生活保護に関しては、知っているようでよく知らない、シングルマザーが窓際作戦で追い返されるケースをよく聞く、どのような場合なら受けられるのか、また生活保護を受けながら少しずつ自立に向けて進んでいく事例なども知りたい、という声が寄せられた。

実際、シングルマザーで生活保護を受けている件数は思ったよりもずっと少ない。それは、なぜなのか、という普遍的な問題も含めて、いっしょに考えてみたい。講師は、弁護士さんに当たってくださることになったが、最終的には行政のなかでシングルマザーの立場を考えて担当している人に来てもらえることとなった。

クレサラ問題については、いちょうの会などを通じて講師を探し、お願いしている。その次の就労支援も講師は決定している。その次はテーマが面会交流で、講師の都合で平日夜の開催となる。当初、11月に予定していた無料相談会が時間がなさ過ぎであわただしいので、寒い時期にはなるが2月に行なうこととなった。学習会が楽しみである。


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①2016年度人権NPO協働助成金の募集案内

 http://www.jinken-osaka.jp/2016/01/_1_93.html)

②2016年度人権NPO協働助成金の助成事業が決定しました。

 http://www.jinken-osaka.jp/2016/03/_npo_1_8.html

③協働事業で成果を上げるために...事業説明会&ワークショップ

 (http://www.jinken-osaka.jp/2016/05/npo_1_18.html

④とりくみほうこく①

 (http://www.jinken-osaka.jp/2016/05/npo_1_19.html

⑤とりくみほうこく②

 (http://www.jinken-osaka.jp/2016/06/npo_1_20.html

⑥とりくみほうこく③

 http://www.jinken-osaka.jp/2016/07/npo_1_21.html

⑦とりくみほうこく④

 http://www.jinken-osaka.jp/2016/07/2npo_1_1.html

⑧とりくみほうこく⑤

 (http://www.jinken-osaka.jp/2016/09/npo_1_22.html

⑨とりくみほうこく⑥

 http://www.jinken-osaka.jp/2016/10/33npo.html


この人権NPO協働助成事業は、人権に取り組むNPO等のホップ・ステップ・・・を応援するために、事業収益の一部を活用して自主事業として取り組んでおります。

より充実した内容へと発展させるために、皆様のあたたかいご支援・ご協力よろしくお願いいたします。

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