新着情報

★2020年度人権NPO協働助成金★

活動紹介⑤


事業名:在日難民を支える関西でのネットワーク作り

団体名 / RAFIQ(在日難民との共生ネットワーク)



母国からの迫害を逃れ、日本に保護を求めた難民は多くの不安を抱えています。難民問題を人権問題と認識し、難民の抱える様々な問題に寄り添い支援する関西のネットワークを作るために取り組んでいます。


<4月~7月までの取り組み報告>

4~5月...人権協会との協議、現状の検証

6~7月...関西での難民支援報告会


4月末から、毎月月末に配信している「メールマガジン」の対象を関係団体などにも配信し、RAFIQの活動や難民情報を送るようにしました。配信先を約200から300に増やしました。


例年6月に開催している、RAFIQの紹介や活動等を報告する「世界難民の日 関西集会」を中止し、動画(YouTube)で配信することにしました。今後、コロナ禍でイベント等が出来ない中で、どのようにイベントを開催して行くのか、検討を重ねた中で初めての取り組みでした。


動画配信により、具体的な活動状況等内容が伝わるので、今後の支援を増やすためにも使える物にしました。この動画(「世界難民の日in KANSAI」)は、1月から20人ほどの実行委員会で検討し、20代から60代のメンバーを中心に約1か月で作り上げました。


始めての動画配信で心配でしたが、20代、30代のメンバーが頑張ってくれたので心強かったです。会員同士の結束も深まりました。


5月、6月は、コロナでの「緊急事態宣言」等があり、団体訪問については取りやめ、関係団体に「世界難民の日in KANSAI」のWEBサイトの情報を発信することにしました。

このWEBサイトは、6月7日~7月8日まで毎週、日曜日と水曜日に配信しました。

この動画はYouTubeで配信しましたので、今後いつでも観てもらうことが出来ます。

http://world-refugee-day.rafiq.jp/


<ネットワークを拡大>

・大阪府人権協会の人権相談機関ネットワークメルマガに「難民の日in KANSAI」について掲載しました。

・部落解放大阪府民共闘会議関係の労働組合に紹介しました。

・「関西NGO協議会」加盟団体に周知しました。

これまでは情報をもらう側でしたが、コロナ禍での情報共有会議に参加することで難民問題にも関心を持ってもらえました。「難民の日in KANSAI」の紹介とコロナ禍で困難な人達として難民を取り上げてもらえました。7月25日のイベントには講師として紹介してもらえました。

「みんなおんなじ空の下」オンラインチャリティイベント

https://congrant.com/jp/mlg-fund/index.html


<課題>

コロナ禍ということで、人権関係の団体からはこれまで以上に注目されましたが、「RAFIQ」を宣伝する場が減りました。特にリーフレットやチラシ等が配布出来なくなり、一般市民が目に着くところに置けなくなりました。

オンラインで行っている「難民初級講座」や「難民カフェ」の参加者が増えてきません。


<今後の予定>

動画でRAFIQの様々な支援内容が伝わるようになったので、より具体的な支援協力を対象分野の団体に呼びかけて行きたいと思います。対面でできるかどうかは、その団体の意向やコロナの感染状況を見ながら検討していこうと思います。


コロナの収束が見込まれないので、長期的に見て活動の紹介や支援に多くの方が参加できるような試みが必要だと思っています。どうしてもZOOM等のオンラインに頼りがちですが、実際にオンラインに慣れていない人や団体も多いので、両方が参加できるような取り組みや双方向で考える取り組み等が出来ないかと思っています。


地域の団体と関係を深めようと加盟している淀川区の「わいわいネットワーク」の会議が、コロナの流行以降開催されておらず、イベント等も行われていません。こちらの団体との関係が保てるような働きかけが必要だと思っています。


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①2020年度人権NPO協働助成金の募集案内

 (http://www.jinken-osaka.jp/2019/12/2020npo.html)

②2020年度人権NPO協働助成金の助成事業が決定しました。

 (http://www.jinken-osaka.jp/2020/03/2020npo_1.html


活動紹介

◆ママコミュ!ドットコム

 事業名/みんなで"防災"ごはんの会~食から考えよう!誰一人取り残さない防災~

みんなで"防災"ごはんの会


◆南大阪サポートネット

 事業名/リアルな「いま」を可視化する~ひきこもりの親へのサポートを考える~

リアルな「いま」を可視化する~ひきこもりの親へのサポートを考える~

アンケート調査のための有志募集説明会


◆子どもの権利条約関西ネットワーク

 事業名/子どもの権利普及促進事業~「なんでやねん!すごろく」開発・製作・ワークショップ実践~

ようやく始動しました!


この人権NPO協働助成事業は、人権に取り組むNPO等のホップ・ステップ・・・を応援するために、大阪府人権協会の事業収益の一部を活用して自主事業として取り組んでおります。

より充実した内容へと発展させるために、皆様のあたたかいご支援・ご協力よろしくお願いいたします。