人権NPO活動紹介②「リアルないまを可視化する～ひきこもりの親へのサポートを考える～」（南大阪サポートネット）

★２０２０年度人権NPO協働助成金★

活動紹介②

リアルな「いま」を可視化する～ひきこもりの親へのサポートを考える～

団体名／ NPO法人南大阪サポートネット

ひきこもりの支援は、当事者だけでなくその家族も必要としています。当事者家族や元当事者家族が、孤立（再孤立）したり、社会から離脱したりするのを防ぐために、理解し合える親同士がつながることで、支援者になれるように取り組んでいます。

コロナ自粛で先が見通せない中、事業の検討もスタッフ間でウェブ会議を併用し、模索しながらのスタートでした。

ひきこもりの若者を家族に持つ親の会が中止などで集まる機会がないため、まず試験的にLINE「お喋り会」を平日の夜に2回実施し、のべ12名が参加しました。その結果、子どもたちのことを自宅で話すことはハードルが高い（聞かれたくない）ことがわかりました。

今後も「深い語り」には、気兼ねすることのない「場」が必要になります。オンラインは普段参加しづらい方も参加しやすい一方、自宅のネット環境や家庭状況で差が出てしまいます。

LINE「お喋り会」で分かったことを受けて、「アンケート調査実施のための有志募集の説明会」を6月5日（居場所To-Villaにて）、6月6日（LINE）の2回開催することにしました。応募してくれた有志の方々と今後の事業を展開していきます。

アンケート調査実施に必要なことを学ぶための講師を招いた事前学習会は「ひきこもり　親の歩みと子どもの変化」の著者で家族支援にも詳しい、神戸市看護大学教授の船越明子さんにお願いしました。7月の中旬に開催見込みです。

ひきこもり親の歩みと子どもの変化　著者／船越明子さん

今後、オンラインでも集まりを開くために、Zoomの有料会員の検討をしましたが、毎月の使用料支払いが難しく、新しいサービスを含めてこれから検討していきます。

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①２０２０年度人権NPO協働助成金の募集案内

②２０２０年度人権NPO協働助成金の助成事業が決定しました。
　（http://www.jinken-osaka.jp/2020/03/2020npo_1.html）

活動紹介

◆ママコミュ！ドットコム

この人権NPO協働助成事業は、人権に取り組むNPO等のホップ・ステップ・・・を応援するために、大阪府人権協会の事業収益の一部を活用して自主事業として取り組んでおります。

より充実した内容へと発展させるために、皆様のあたたかいご支援・ご協力よろしくお願いいたします。