★2019年度人権NPO協働助成金★
活動紹介③
日本語学習と教科補習を通じた双方向&多様な学び支援事業
団体名 / 箕面市学生活動連携会議(MGK24)
みのおTAMASA(スタッフ募集)
「みのおTAMASA」とは・・・
TA(多様な)MA(学びを)SA(サポート)したい。
適(たま)さ→適(かな)う→「集うみんな」の自己実現に向けたエンパワーメントの場にしたい。
そんな思い満載の「みのおTAMASA」です。よろしくお願い致します。
外国にルーツを持ち箕面で生活する人々(外国人市民の皆さん)の中には、日本語表記の読み書きや日本語会話による意思の疎通(日本語によるコミュニケーション)が不自由な人たちがおられます。そのことは、地域社会での住みにくさ、暮らしにくさ、子育てのしにくさ、そしてアイデンティティーの否定につながるという、誰もが、自由に、等しく、自分らしく生きるという基本的人権にかかわる重要な社会的問題だと認識します。
そこで私たちは、外国人市民の皆さんが、日本語によるコミュニケーションや日本の社会・文化の学習を行い、更には日常的な情報交換を行いつつ、自立と共生の力を養う場、併せて、様々な理由から学校での学習が遅れがちな外国人市民(児童・生徒)の学びをサポートする場、それぞれの自己実現に向けたエンパワーメントの場としての「みのおTAMASA」を実現したいと考えています。
併せて、みのおTAMASAでは、学習者の母語や母文化が等しく尊重され、多様な言語と多様な文化に日本社会側がふれる事により、相互理解をさらに深め、共生社会の一員として共生の力を高めることを追求していきたいと思います。
また、活動の初期段階から、多文化共生社会を実現していくパートナーとして、外国人市民の皆さんを敬意をもって迎え、学習者・サポーター双方の協働作業により事業メニューを策定・決定、展開していきたいと願っています。
例えば、
・外国人市民の皆さんの日本語によるコミュニケーション力を高める
・外国人市民(児童・生徒)の皆さんの学ぶ力、学ぶ楽しさを培う
・外国人市民の皆さんの情報不足をカバーするネットワークをつなぐ
・外国人市民の皆さんと接する人たちが、外国人市民の皆さんの母語や母文化を楽しみ、尊重する場を創る
・外国人市民の皆さんと接する人たちが、伝わりやすい日本語をつかう
そして、外国人市民の皆さんが、この地域で自分らしく、いきいきと生活できる状態に一歩でも近づける、ここ箕面が、多様な文化と包容力の豊かな、誰にも優しい地域として定着し、住まう人々がより豊かな生活を送れるように、地域の力を引き出したいと願っています。
Ⅰ 4月以降の活動内容
みのおTAMASAの運営スタッフを募集。
12名のエントリーがありました。おかげさまで、ボランティアスタッフの募集に際し、18歳~65歳、多様なバックボーンをお持ちの方々からお申し込みを頂きました。
この場をお借りして厚くお礼申し上げます。
併せて、みのおTAMASAの始動もSNS上(ブログ、Fb、Twitter)、及びチラシでPRしました。
ブログ:http://mgk24minohan.muragon.com/
フェイスブック:https://www.facebook.com/MinohshiGakuseiKatudouRenkei24
ツイッター:https://twitter.com/MGK24MINOHAN
初期のボランティアスタッフの募集は5月20日を持って締め切らせていただきましたが、今すぐは参加できないけれど・・等、色々なご事情の方がおられますので、ボランティアスタッフの募集は続けさせていただいております。
ご都合の良いタイミングでのご応募をお待ちしています。
Ⅱ 今後の予定
1.スタッフを共生社会の一員としての共生力を高めるため、日本語指導・多文化共生ボランティア養成講座を開催
2.誰もが、自分らしく、未来に希望を持っていきいきと輝く場の共創に向けて
(1)みのおTAMASA参加者(学習者)を募集
(2)みのおTAMASAの運営
①外国人市民の自立と共生の力を養う場で共に学ぶ
・日本語学習、日本の社会・文化の学習パートナー
②外国人市民(児童・生徒)の学ぶ力・楽しさを培う
・教科補習のパートナー
③外国人市民の母語や母文化が尊重される場を共創
・多様な考え・価値観にふれ、自らの考え・価値観を広げ、深める
④日本社会側が、多様な言語と多様な文化にふれ、相互理解を深め、共生社会の一員として共生の力を高める
Ⅲ 気づいたこと、嬉しかったこと、少し困ったこと
・多様なバックボーンを持った方が、参画・興味を示してくださったこと
・情報の拡散に勢いがほしいが、思うようには拡散されないこと
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①2019年度人権NPO協働助成金の募集案内
(http://www.jinken-osaka.jp/2019/01/2019npo.html)
②2019年度人権NPO協働助成金の助成事業が決定しました。
(http://www.jinken-osaka.jp/2019/03/2019npo_1.html)
③2019年度人権NPO協働助成金「事業説明会」開催しました。
(http://www.jinken-osaka.jp/2019/04/npo_10.html)
<活動報告>
①人権NPO活動紹介①「ドラァグクイーンによる絵本の読み聞かせ事業」(DragQueenStoryHour in大阪実行委員会)
(http://www.jinken-osaka.jp/2019/05/npodragqueenstoryhour_in.html)
②人権NPO活動紹介②「持ち寄りワークショップ"教材"ってなに?」
(大阪市内識字・日本語教室連絡会)
(http://www.jinken-osaka.jp/2019/06/npo_11.html)
この人権NPO協働助成事業は、人権に取り組むNPO等のホップ・ステップ・・・を応援するために、大阪府人権協会の事業収益の一部を活用して自主事業として取り組んでおります。
より充実した内容へと発展させるために、皆様のあたたかいご支援・ご協力よろしくお願いいたします。