新着情報

★2018年度人権NPO協働助成金★


活動紹介③



「ひきこもり」当事者の多様な居場所・自助会展開事業

団体名/NPO法人ウィークタイ(http://weaktie.org/


「ウィークタイの5月と6月のある日」

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○5月12日(土)「だらだら集会&ピア・サポートミーティング」

参加者数:9名   担当:泉翔(ウィークタイ)

【ワークショップ:―「居場所のことを考える"居場所"」について―】

今回は、今年度目指している「居場所活動の担い手を増やす」という目標に対して、居場所活動に関心ある方々は具体的に「居場所」にどのようなイメージを持っているのかを知り合うために、各々が感じる「居心地の良さ」や「居心地の悪さ」からその輪郭を辿りつつ、「みんながいられる居場所」というものがありえるのかについて考えてみるワークショップを行いました。

その時のまとめについては以下のURLにて公開しています。http://weaktie.org/20180512_note.pdf


○5月27日(日)「いろいろ集会」―谷諒次と同じ空間で「何もしない」をしたりボーッと過ごしたりお喋りをする会―

参加者数:7名   担当:谷諒次

ひきこもり当事者が普段家に一人でいるとき、人と関わる機会のないときに感じる、「人と話すのは億劫(おっくう)だけど、孤独なのはイヤだ。一緒に何かするわけじゃないけど、誰かと一緒にいたい」という欲求や、何もしていなくても存在を承認されている安心感を得たい気持ちを、ネットで繋がるのではなく現実世界の同じ空間にいることで叶えるコンセプトで開催しました。

ウィークタイの行事に初めて参加する方が3名と、これまでの活動では捉えきれなかったニーズを持つ方がいらっしゃることを知ることができました。(今年度はあと3回開催します。)


講師:谷諒次とは?

5,6月分①.jpg人と会うのが怖いのに「ちゃんとしたやつ」に見られたくて、頑張ってしまう特徴を持つ「ひきこもり経験者タレント」。現在滋賀県でピアサポーターとして活動中。詳しくは

https://relife-siga.amebaownd.com (Re-Life)

https://www.facebook.com/ryoji.tani.98(谷諒次Facebook)


○6月16日(土)「だらだら集会&ピア・サポートミーティング」

参加者数:19名   担当:泉翔、神田桂子、竹内佑一

外出しやすい晴天だったためか参加人数が増えてしまったことで、概ね居心地良く過ごせると想定している最大人数(12名前後)を越えてしまいました。しかしながら、多くの方々においては自然発生的にできた小グループを移ろいながら居心地良く話をできる場所を探し、落ち着かれており、また多くの方に運営や撤収作業を手伝って頂き、概ね良い時間となりました。

ウィークタイは「私たちの事は私たちで決める」を基本的理念とする当事者団体にもかかわらず、その運営側にさえ参加者に対しての過度な配慮(≒パターナリズム)があり、それを反省的に自覚する良い機会になった会でした。


○6月24日(日)「いろいろ集会」―とよなかリレーションフェスタ―

参加者数:23名   担当:足達龍彦、泉翔、岳道、五條治、竹内佑一

「いろいろ集会」として予定していた様々なイベントを、「フェスタ」としてパッケージ化して、終日いろいろな催しを行う企画に昇華させました。単独開催ではそれぞれ参加者10名前後を見込んでいる中、広報活動の遅れなどがあったにもかかわらず23名が参加して下さいました。またパッケージ化したことで、様々な企画を新規で作ることができ、その内の「アルコール勉強会」は大変有意義であったと考えています。

委細はこちら:http://weaktie.org/trf01.pdf


【今月のイベント】

■「だらだら集会&ピアサポートミーティング」

日時:2018年7月21日(土) 10:00―21:00

場所:大阪府豊中市 庄内公民館和室

参加費:無料。

内容:だらだら集会は、 ひきこもり経験者を中心に、今生きづらい感じがしている方が思い思い過ごせるように 終日解放しているだけの和室です。当日好きな時間に適当にお越しください。

■「いろいろ集会」―マンガ・ダイアローグ・プロジェクト②―

日時:2018年7月22日(日) 14:00―16:30

場所:大阪府豊中市 文化芸術センター和室

参加費:300円

内容:マンガ作品を媒介に参加者同士が対話し、作品テーマや自己について考え、理解を深めるマンガ読書会です。

委細はこちら(https://www.facebook.com/events/246309045922296/)をご確認ください。


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プレシングルマザーがまえむきに未来を見られる

グッズづくりと支援者啓発事業

団体名/シングルマザーのつながるネット まえむきIPPO


「6月定例会議」

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現在の進捗状況と、困っていること、確認事項等を話し合った。また、完成した連続学習会のチラシ配架のための袋詰め作業を行い、郵便局に出しに行った。


【連続学習会と交流会】

チラシも完成し、配布状況と今後の手配を確認。講師の確認と依頼状の確認。すでに参加申し込みも来ている。あとはフェイスブックにアップすることや知り合いに撒くなど、情宣にもっと力を入れていこう。


【"IPPOさん福袋"】

支援団体からのカードが続々と届いている。他に声をかけた方が良い団体や、カードが必要なジャンルなどを話し合う。労働関係の団体がもう少しほしいが、女性の為の団体で信頼できる所が思いつかず。引き続き考えていこう。

グッズの手配がまだできていないのが気がかり。石鹸は確実にもらえることになったが、他が未定。(この報告書を書いている段階で、サンクレストの植田社長からネイルシールが500枚ほど届いた。うれしい!)泉州タオル組合にメール、電話してみたがあっさりと断られた。何とかミニタオルかハンカチ、あと入浴剤がほしい。最悪は100均で購入するか。とりあえず、フェイスブックにアップすることと、マスコミで取り上げて貰えないかを打診することになった。


【無料相談会】

こちらはキリン福祉財団の助成金をいただけることになり、その贈呈式に参加したのでその報告。目録もいただき、1団体ずつ読み上げて渡してくれた。しかも、新製品ビールのお土産つき(これがことのほかうれしかった)。いっしょに受託した他の団体の中には、大阪府人権協会の人権NPO協働助成金交流会でいっしょだった団体もあり、同じ堺市のグループもあり、ちょっとしたネットワーク作りの場となった。もちろん、連続学習会と"IPPOさん福袋"の宣伝もしっかり行った。


2か所から助成金をいただき、3つの事業を進めているので、だんだん頭がいっぱいいっぱいになってきた。記録をしっかり取ること、みんなにいちいち相談すること、など確認しながら進めていく必要を強く感じた。


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○2018年度人権NPO協働助成金の募集案内

  http://www.jinken-osaka.jp/2018/02/2018.html)

○2018年度人権NPO協働助成金の助成事業が決定しました。

 (http://www.jinken-osaka.jp/2018/03/2018npo.html

○協働事業で成果を上げるために...事業説明会

 (http://www.jinken-osaka.jp/2018/05/2018nenndo.html


<これまでの活動報告>

①「ウィークタイの4月のある日」「5月定例会議」

http://www.jinken-osaka.jp/2018/06/4npo.html

②「いよいよ準備開始しました」「網戸張り替え隊実施報告」

http://www.jinken-osaka.jp/2018/06/npo4.html

この人権NPO協働助成事業は、人権に取り組むNPO等のホップ・ステップ・・・を応援するために、大阪府人権協会の事業収益の一部を活用して自主事業として取り組んでおります。

より充実した内容へと発展させるために、皆様のあたたかいご支援・ご協力よろしくお願いいたします。