★2018年度人権NPO協働助成金★
活動紹介①
「ひきこもり」当事者の多様な居場所・自助会展開事業
団体名/NPO法人ウィークタイ
「ウィークタイの4月のある日」
4月21日(土)だらだら集会&ピア・サポートミーティング
参加者数:8名
担当:竹内佑一(PSIカウンセリング(http://www.psi-rl.com))
今回はゲーム「20の扉」(※出題者が想定した「単語」を、解答者が YES or Noの質問を20回重ねる間に当てるゲーム)を参加者同士で複数回行い、慣れてきた頃合いで質問を考える時間を「15秒」とし、その時間内でまとめることを意識していただきました。
時間を含めて「制限」や「制約」があることを「生きづらい」と捉える考え方もある中で、参加者の皆さんには、案外「15秒で出来ることもある」ということを体感していただきました。社会では制限されている(縛られている)ことが多いですが、その「制限」そのものに自分の意識を向け、「できないこと」ではなく「できること」を考えることで、少し楽になることがあることに気づくことができる時間になったと思います。
4月29日(日)いろいろ集会――マンガ・ダイアローグ・プロジェクト
参加者数:12名
担当:足達龍彦
マンガ・ダイアローグ・プロジェクトは、毎回様々な漫画作品をテーマに取り上げ、その作品を入り口に、私達一人一人の人生観を語り、聴き、掘り下げる対話の場です。今回は『寄生獣』(岩明均、講談社、1988-1995)を取り上げました。古いフィクション作品ですが、価値観の異なる生き物同士が会遇するときに起こる恐怖心や排除の思想については、現代の現実社会においてもそう変わらない人間の本質的な部分であるという考えが参加者の多くに共感されました。
また一方で、主人公のように、そのような価値観の異なる者とも打ち解けあい友人になることがあり得るかということについて、その条件として、両者が「相手の話を聞く気があるか」、「相手が尊厳を大切にされていると感じるような伝え方ができるか」が大事であるとの意見が出て、これにも多くの参加者が共感を示していました。
「個人の「物語」が、他者に全て完全に聞き入れられるだけでは面白くないと思う。すれ違いもある中で、それでも共に向き合うことを止めず、最後には理解し合う。それが「いいゴール」だと思う。」と参加者の1人が話されていたのが印象的でした。
〈これからの取り組み〉
■だらだら集会&ピアサポートミーティング
日 時:2018年6月16日(土) 10:00~20:00
場 所:大阪府豊中市 庄内公民館和室①②
詳しくはHP(http://weaktie.org/)をご覧ください。
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プレシングルマザーがまえむきに未来を見られる
グッズづくりと支援者啓発事業
団体名/シングルマザーのつながるネット まえむきIPPO
「5月定例会議」
①連続学習会と交流会
第1回、第2回は講師も決定し、会場もドーンセンターのセミナー室2を予約済み。難航した第3回だが、講師はシナピスのビスカルド篤子さんが快諾してくれた。場所は、10日にドーンに電話。場所と日程が決定したらチラシを作成のこと。
テーマ |
講師 |
|
7/28(土) |
全国ひとり親家庭調査報告書の分析 |
藤原千沙さん |
9/29(土) |
面会交流 実態から見えること、事例など |
奥野しのぶさん 広島県福山市、NPO法人こどもステーション(子育て広場や一時保育、ひとり親支援等の活動の中で) 面会交流援助を実施 |
11/10(土) 当初と変更 |
外国人シングルマザー |
ビスカルド篤子さん シナピス(カトリック大阪大司教区社会活動センター) |
②"IPPOさん福袋"
そろそろ支援団体にカード提供お願いの連絡をする。福袋配布時には、支援団体が記入するアンケートもつけたい。グッズは、㈱サンクレストのU社長が協力してくれることに。太陽油脂は返事待ち。泉州タオルやクロバーコーポレーションにも打診する。最終の袋詰め作業は12月から。それを支援者交流会とかねて支援団体といっしょにやりたい。ポストカードのデザインをデザイナーのMさんに依頼する。
③無料相談会
相談ブースはほぼ依頼済み。リラクゼーションブースが、あと2つ決まらない。オーラソーマとリンパマッサージ系を探す。ギャルママたちやヨガのFさんに聞いてみる。決まればチラシの作成が可能。助成金をくれるキリン福祉財団に、当日参加者に差し上げるもの(飲料か)をもらえるか聞いてみる。
"IPPOさん福袋"に入れられるものがあればもらいたい。引換券とか。
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・2018年度人権NPO協働助成金の募集案内
(http://www.jinken-osaka.jp/2018/02/2018.html)
・2018年度人権NPO協働助成金の助成事業が決定しました。
(http://www.jinken-osaka.jp/2018/03/2018npo.html)
・協働事業で成果を上げるために...事業説明会
(http://www.jinken-osaka.jp/2018/05/2018nenndo.html)
この人権NPO協働助成事業は、人権に取り組むNPO等のホップ・ステップ・・・を応援するために、大阪府人権協会の事業収益の一部を活用して自主事業として取り組んでおります。
より充実した内容へと発展させるために、皆様のあたたかいご支援・ご協力よろしくお願いいたします。