■プログラムの特徴
【人権と自分をつなぐ3つの柱】
・「人間関係づくり」「人権概念」「部落問題」の3つの柱で、人権と自分とをつなぎます。
・「学びから行動へ」人権に基づいた行動につなぎます。
・メンタルヘルスやセクハラ、パワハラなど、様々な人権問題の学習にも応用できます。
【体験を通じて学び行動に結びつける参加体験型学習】
・「ウォーミングアップ→学習活動→ふりかえり」の組立で学習の理解を深めます。
・人権問題についての情報提供をしっかり行います。
【実践に役立つ知識とスキル、姿勢づくり】
・ファシリテーターとしての知識やスキルをトータルに学びます。
・人権問題について学び、その認識を高めます。
・ファシリテーターの実践練習で、実践に役立つ力を養います。
【実践につなげるサポート】
・全日程を修了された方には「修了証」をお渡しします。
・講師・ファシリテーター紹介バンクに登録されれば、人権学習の現場に紹介ができます。
【修了生も講師も共に学ぶネットワークづくりを応援】
・ファシリテーターの経験交流を行い、情報交換や相互アドバイスの場をつくります
・ファシリテーターとしての疑問や悩みを考える場をつくります。 |
■趣旨
現代社会では、いじめや排除、差別や暴力などの人権侵害が大きな問題となっています。これを克服するために、人権意識を高めるための人権教育や人権啓発が進められており、その中で人権学習や人権研修(「人権学習」といいます)がますます重要になっています。
しかし、人権学習では、講演を聴いても人権問題が自分とかけはなれた問題のように捉えられたり、自分にひきつけるための参加体験型学習の導入が、ただ楽しいだけの学習に終わったり、といったことはありませんか?こんな悩みを解決するために、参加型人権・部落問題プログラム(RAAPプログラム)はつくられました。
このプログラムは、“人権尊重の人間関係づくり”と、“人権問題に共通する人権概念”、そして、“具体的な問題である部落問題”の、3つの柱からなっています。これによって、人権と自分とのかかわりに気づき、人権のルールとしての人権概念を身につけて、人権問題の解決に向けでどう行動し、社会に参画するのかを探求します。
このたび、この参加型人権・部落問題プログラム(RAAPプログラム)を実施できるファシリテーターを養成します。「自分と人権問題とがつながった」「人権のために何かをしよう」そんなことが学べる人権学習を、私たちとともに創造しましょう。皆さんのご参加をお待ちしています。 |
■内容
日にち |
内容 |
講師 |
8/4
(水) |
オリエンテーション、ルールづくり |
栗本敦子さん |
【プログラム体験】人間関係@ |
大谷眞砂子さん |
【基礎養成・理論】ワークショップとは?ファシリテーターとは? |
大谷眞砂子さん
栗本敦子さん |
8/5
(木) |
【プログラム体験】部落問題@ |
森 実さん |
【基礎養成・理論】人権について深める@ |
栗本敦子さん |
【プログラム体験】人間関係A |
大谷眞砂子さん |
8/9
(月) |
【基礎養成・理論】成人学習とは |
上杉孝實さん |
【基礎養成・理論】人権について深めるA |
大谷眞砂子さん |
【プログラム体験】部落問題A |
栗本敦子さん |
8/10
(火) |
【基礎養成・理論】部落問題への認識をいかに育むか |
森 実さん |
【ファシリテーション実習@AB】人権概念@AB |
栗本さん、森さん |
8/16
(月) |
【基礎養成・理論】
人権ファシリテーターとしてのあり方@AB |
大谷眞砂子さん
栗本敦子さん |
8/17
(火) |
実践に向けて@AB |
上杉孝實さん
大谷眞砂子さん
栗本敦子さん
森 実さん |
|
■会場
HRC(ヒューマン・ライツ・センター)ビル
大阪市港区波除4-1-37
JR環状線「弁天町」駅北口より北東約700m |
■講師 上杉孝實さん(京都大学名誉教授)、大谷眞砂子さん(八尾じんけん楽習塾)
栗本敦子さん(Facilitator’s LABO(えふらぼ))、森実さん(大阪教育大学) |
■対象
人権・部落問題学習を参加体験型で行いたい方、研修講師をする必要がある方
25人程度(先着順) |
■参加・資料代 50,000円 *指定口座に要事前振込、参加のキャンセルについて、キャンセル料を申し受けますのでご了承ください。 *参加・資料代の分割払い等、支払い方法の相談が必要な方はご一報ください。 |
■修了証
講座の全日程に参加された方には修了証を発行します。
やむをえず欠席される場合は、次期(2011年2〜3月開講予定)の養成講座で欠席分を補講された場合は、修了証を発行します。 |
■講座修了後
@ |
スキルアップのための研修を定期的に開催するなど、講座終了後も学べる場を提供します。 |
A |
講座を修了したファシリテーターの方が、ワークショップを実施する中での悩みを出し合い、新たな実践に生かすことができるよう、経験交流の場を設けます。 |
B |
人権・部落問題学習を進めていくネットワークに参画していただくことで、講座講師も共に実践に向けた課題解決を共有するなど、成長に向けた場をフォローアップします。 |
C |
ワークショップを実践されたいと思われる方には、当協会の運営する「講師・ファシリテーターバンク」にご登録いただけます。当協会へ研修相談があった場合、必要に応じてご紹介させていただくことができます。 |
|
■問合せ・申込み先 財団法人大阪府人権協会 RAAP養成講座事務局(人権啓発部 担当:宮前)
〒552-0001大阪市港区波除4-1-37HRCビル8階
TEL 06-6581-8613 FAX 06-6581-8614
E-Mail info@jinken-osaka.jp URL http://www.jinken-osaka.jp/
【下記必要事項にご記入の上、事務局へお申込ください】
@お名前
Aご連絡先(住所、E-Mail、TEL、FAX)
Bこの講座に申込するきっかけとなった仕事や活動
C受講動機と講座で特に学びたいこと
Dこれまでのファシリテーター経験
Eその他(受講の際の要望など何でも)
*E-Mailでお申し込みの方は、件名に【RAAP講座申込】とお書きください。
*申込の確認後、E-MailかFAXを基本に「受講確認通知」をお送りします。 |