この人権NPO協働助成金は、人権に取り組むNPO・市民団体がチャレンジする事業企画を応援するために、今年度から当人権協会の独自事業として取り組んでいます。
4つの事業企画に助成をしながら、協働して取り組みます。
人権問題の解決に取り組む 4つの活動の「プロセス」を適時報告していきます。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
アルビノ・ドーナツの会
(http://albino-doughnuts.jimdo.com/)
企画名
アルビノ甲子園
『千里の道もあと少しで折り返し!』
「アルビノ甲子園」開催(8月23日)に向けて施設と電話で予約調整し、7月21日に開催施設に事前視察に行った。
施設職員の方とは、バーベキュー会場、研修ルームや宿泊などの打ち合わせをおこない、当日のおおまかなタイムスケジュールを計画した。
アルビノ・ドーナツの会の石井顧問とメール等で打ち合わせ、参加者さんとイベントについての連絡やり取りを行い、公式ホームページにて、おおまかな詳細を告知・掲載。
そして、「アルビノ甲子園」にかかる助成金の使い道について大阪府人権協会の担当者と打ち合わせ。
現地視察に行ったり、助成金の使える範囲を協議したり、参加者さんから具体的な問い合わせがあったりして、イベントについての骨格から内容がずいぶんハッキリとしてきた。
また、この7月は、私が他の業務とでオーバーワーク気味になり、途中で気持ちがバテそうになった。大阪府人権協会にそのことについて相談・・・。
そういう面でも自分自身、マネイジメントしていけたら… というのが今後の課題として浮かびあがった。
在日コリアン青年連合(KEY)
企画名
在日コリアン青年のための疎外・差別相談
「相談事業立ち上げ記念 キックオフイベント」
7月27日(日)にKEY相談事業キックオフイベント「マイノリティの若者はいま」を開催した。当日は70名程度が参加し、大きな問題もなく成功した。
第一部では、KEYから差別実態調査アンケート報告をスライド形式で発表した。
203名の回答者のうち、約7割がインターネットにおける差別書き込みにショックを受けているにも関わらず、その8割近くが「なにもしなかった」と泣き寝入り状態であり、学校・公的機関に頼ることが出来ない。
さらに今回の調査対象となっていない(在日コリアン・コミュニティに属すことが出来ていない)孤立化した在日青年へのケアという観点からも、相談窓口を設ける必要がある。
第二部では、3名のゲストの方々から、マイノリティ支援や相談事業の現場での課題等について、具体事例と共に語ってもらった。
またイベントと前後して、相談事業のチラシやwebサイト(http://www.key-j.org/harehoko/)も完成し、毎日新聞や朝日新聞、ビッグイシューなど、多くのメディアに取り上げられた。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
これまでの人権NPO協働助成事業のとりくみ
①2014年度「人権NPO協働助成金」のご案内
(http://www.jinken-osaka.jp/2014/02/_1_42.html)
②人権NPO協働助成金の助成事業が決定。
(http://www.jinken-osaka.jp/2014/03/_1_49.html)
③人権NPO協働助成事業説明会&ワークショップ。
(http://www.jinken-osaka.jp/2014/04/_npo_1.html)
④とりくみほうこく5月編①
(http://www.jinken-osaka.jp/2014/06/_1_55.html)
⑤とりくみほうこく5月編②
(http://www.jinken-osaka.jp/2014/06/npo_1_3.html)
⑥とりくみほうこく6月編①
(http://www.jinken-osaka.jp/2014/07/npo_1_4.html)
⑦とりくみほうこく6月編②
(http://www.jinken-osaka.jp/2014/07/_npo_1_2.html)
今後も人権NPOを応援する事業を検討し、より充実した内容へと発展させてまいりたいと思います。
皆さんのあたたかいご支援・ご協力よろしくお願いいたします。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆