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「今」だから、考えたい。
現在の地域の人たちとの交流について

 わし昼から、なんにも用事がなかったら囲碁打ちに行くんやわ。囲碁。
 そしたら、時々、取材の人やら、新聞社の人やらテレビ局とか来るわけ。それでみんなに断わって、写真も撮るんだけど、みんなもそんなに嫌っとるという感じもないし、せやから、結構うちとけてやっとるし、そういった黒川温泉のああいう風な問題は感じてないね、現在はね。
 ところがわたしがここの、町内で接する人というたらしれとるよね。碁行くところ、ほいでカラオケ行くところ、そこで出会う人たち、それぐらいのもんやがね。そやからカラオケの人なんかは、いっしょになったいうたってなあ、(ハンセン病回復者であることは)言わなきゃなんか分からんし。老人福祉センターで碁打つ人だけは、取材が来たときに断ってやるからみんな知ってるよ。
 ほいでこの前、新聞社が、いっつも一緒に碁を打ってる人とわしを撮ったんやけど、その人もよう映っとったんや。記念にとっとんじゃとか言いよる。なかなか、そりゃわしより、良う、きれいにとれとったよ。
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