行動につながる参加体験型学習を共に創る
~"迷惑" "差別の交差性" "情報リテラシー" "貧困の連鎖"を手がかりに~
人権学習や研修を自分が実施する時、どんな内容にしようかと悩みますよね。
どうせやるんだったら、居眠りされるより参加者にいい顔をしてもらいたいですし、
学習によってそこにある課題の解決を少しでも前進させたいという思いにもなるものです。
また、ヘイトスピーチやネット上での差別のように激烈な差別の現れ方がある一方、
差別が見えにくくなり、差別と自分との関わりが捉えにくくなっていることもあります。
大阪府人権協会では現在、
差別や人権侵害に「気づくアンテナ」を豊かにし、「尊重や受容」「構造」について学び、
「行動」につながる参加体験型のプログラム開発を進めています。
このプログラム開発に向けた研究会を行い、人権に取り組む皆さまと共に考えていく機会を
持つことで、少しでも差別や人権侵害をなくしていく輪を拡げたいと思っています。
たくさんの参加をお待ちしています。
■日時 2019年3月7日(木)13時半~16時半
■会場 大阪市立難波市民学習センター第2研修室
住所:大阪市浪速区湊町1丁目4番1号 OCATビル4階
最寄り駅:Osakametro「なんば」、JR「JR難波」、近鉄・阪神「大阪難波」、南海「難波」
■定員 25人
■参加・資料代 2,160円(税込み)
■プログラム提案者
大谷眞砂子さん(じんけん楽習塾) 柴原浩嗣さん((一財)大阪府人権協会)
武田緑さん(Demo主宰) 松波めぐみさん(大阪市立大学他講師) 森実さん(大阪教育大学)
■内容
1.新しい人権学習のプログラム紹介
検討を重ねているプログラムの概要をみなさんにご紹介します。
①「迷惑」
「迷惑」は人権について考える大切な切り口になります。"地域に住む外国人のゴミ出し" "おしゃべりする子どもで授業が進まない" " 被差別部落の人と結婚したのできょうだいや親戚が差別を受けるかも"等、様々な事例を「迷惑」をキーワードに考えます。
②「差別の交差性」
障害とLGBT、被差別部落とLGBT、外国籍と被差別部落など、マイノリティ性が交差する問題から、差別の共通性や違いについて考えます。
③情報リテラシー
ネット上に流される住所など、被差別部落に関する情報を晒す行為、ヘイト、誹謗中傷など様々な差別や人権侵害にどう抗していくのかを考えます。
④貧困の連鎖
差別と貧困の負の連鎖を、被差別のマイノリティ性と社会構造や貧困の仕組み、アファーマティブアクションといった取組を含め、貧困に関して考えます。
2.行動につながる参加体験型学習を共に考える
プログラムの紹介を受けて、参加者のみなさんとプログラム提供者とで、人権学習のプログラムを考えていきます。
2018年度 "参加型"研究会チラシ .pdf
■主催、申込・問合せ先 一般財団法人大阪府人権協会
〒552-0001 大阪市港区波除4-1-37 URL http://www.jinken-osaka.jp/
TEL:06-6581-8613 FAX:06-6581-8614 E-mail info@jinken-osaka.jp
申込については、次の事項をお書きいただき、上記までお申し込みください(形式は自由)。
必要に応じて下記の申込書を活用ください。
①お名前(ふりがな)、ご所属、③ご連絡先(E-Mail、電話、FAX、住所)、④受講動機や、この研究会で深めたいと思う内容、⑤その他(受講にあたっての要望など)
2018年度"参加型"研究会 申込書.docx
なお、E-mailでお申込の場合は、件名に「参加型研究会申込」とご明記ください。
*ご記入いただいた個人情報は、講座運営上の目的以外には利用しません。
*E-MailあるいはFAXを基本に「受講確認通知」をお送りします。