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参加体験型人権・部落問題(RAAP)プログラム
第1期ファシリテーター養成講座を開催しました
楽しいだけで終わらない。学んだことが自分とつながり、現実の生活を変えていく力になる。このような学習をめざすのが、参加体験型人権・部落問題学習(RAAP(ラップ))プログラムです。このプログラムを実施できるファシリテーターの養成講座を、8月4日から17日にかけて6日間の日程で開催しました。講師は、上杉孝實さん(京都大学名誉教授)、大谷眞砂子さん(八尾じんけん楽習塾)、栗本敦子さん(Facilitator’s LABO(えふらぼ))、森実さん(大阪教育大学)。受講者は12人(人権協会等3人、行政関係3人、教育関係4人、NPO・個人等2人)で、HRCビルを会場に行いました。
参加者が学んだプログラムは、「人間関係づくり」が2本(人権尊重につながる人間関係づくりを学ぶ)。「人権概念」のプログラムが3本(人権課題に共通するものの見方や基準を学ぶ)。「部落問題」のプログラムが2本(具体的な人権課題として、自分と部落問題との係わりや認識を掘り下げて学ぶ)でした。
プログラムの体験はもとより、自分がファシリテーターとなる実践練習として、ファシリテーターとしてのあり方や基礎スキル、理論的な部分として、成人を対象にした学習を展開する留意点や、部落問題の学習を展開する上での基礎知識を学びました。
参加者からは、参加体験型で人権学習や研修を実施する上の悩みとして、部落問題に関するものが多く出されました。「差別的な発言があったときにどうするのか」、「『寝た子』を起こすな論などの、部落問題でよく出される間違った認識にどう対応するのか」など様々な悩みが出されました。この悩みに対して、講師とともにファシリテーター実践をしながら深めていきました。参加者からは、「このプログラムを今後やってみよう」との声も聞かれ、講座修了後にそれぞれの現場でより充実した学習や研修を展開できるものとなりました。
第2期の養成講座は、1月15日から2月12日にかけて6日間の日程で開催予定です。
◆参加者の感想◆
各地から参加されている方々とワークを通してお話できたこと、とても興味深かった。
心も体も頭も使ってファシリテーションを体験(参加者としても)できたことがよかった。
参加型で部落問題をやれる!と思えたこと。
ファシリテーションについて体系的に学ぶことができ、実習もできたので自信がついた。
参加者への信頼、90分程度のプログラムを実施する技術的な面が学べてよかった。