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よりそいネットおおさか研修会
『触法障がい者に対するSSTの実際』を実施

 2009年11月7日(土)〜8日(日)の両日にわたり、大阪市浪速区にある「A’ワーク創造館」で、SST普及協会のガイドラインに基づく「初級リーダー養成講座」として開催しました。
これは、2006年5月に刑事施設及び受刑者の処遇等に関する法律が施行され、受刑者の社会復帰に向けた処遇の充実をはかるため、就労スキルを中心にしたSST(ソーシャル・スキル・トレーニング)が全国の刑務所に導入されるようになり、また2008年6月には犯罪者の自立更生を目的とする更生保護法が施行され、これまで不十分であった司法機関と福祉施設の連携も謳われるようになってきていることをふまえ、そこに身を置く職員が処遇技法を高めることが必要とされていることから、SSTの理論とその具体的な進め方について、演習形式で学びました。

  講師には、SST普及協会認定講師でもある角谷慶子さん(梅花女子大学)、岸本徹彦さん(神戸総合医療専門学校)にお願いし、「SSTの基礎理論」や「課題設定の仕方」、「受講者によるリーダーとコリーダー体験練習」など丁寧に、教えていただきました。

    参加者からは、
  • 実際にリーダーの経験をさせていただき、全体状況の把握やスムーズな進行の難しさを体験する事が出来ました。またこのような参加型の研修の機会がありましたら、ぜひ参加したいと思います。
  • SSTは前から興味があったので、研修できてうれしいです。時間も充分あり、内容も濃いもので満足しました。ロールプレイをたくさんできたのでよかったです。
  • 知識不足のためSSTを本研修によって初めて知ることになりました。知的障がい者の現場でも取り組めそうで、是非ものにして支援内容に組み込んでいきたいと思います。
    などの感想をいただきました。

 最後には、修了者44人の方に修了証書が手渡されました。なお、この取り組みは、財団法人日本社会福祉弘済会の助成を受けて、財団法人大阪府人権協会・「よりそいネットおおさか」が実施しました。

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