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体験しよう!教材『ちがいのとびら-多様性と受容-』活用学習会の実施報告

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 多様性(ちがい)を認め合うために、その多様性をどのように受け容れていくのかという目的で作成した『ちがいのとびら-多様性と受容-』の活用学習会を、2007年8月17日(金)にドーンセンターで実施しました。暑いお天気にも拘わらず、97人の参加者が一堂に集まり、教材作成にご協力いただいた、北野きたの真由美まゆみさん(えんぱわめんと堺/ES)、栗本くりもと敦子あつこさん(Facilitator’s LABO〈えふらぼ〉)、もりみのるさん(大阪教育大学)、梁釀ヤンヤンイルさん(大阪YMCA国際専門学校 表現・コミュニケーション学科)を迎えて、多様性について学びました。
  活用学習会の流れは・・・
■パネルディスカッション@(全体会)
■学習プログラムの体験(コース別分科会)
 コースA フツーの感覚?
(ファシリテーター 北野真由美さん)
 コースB 知ってる!知らない?わたしの立場
(ファシリテーター 栗本敦子さん)
 コースC オークション体験で考える平等
(ファシリテーター 森実さん)
 コースD ニートは困った人?
(ファシリテーター 梁釀一さん)
■パネルディスカッションA(全体会)
というものでした。

 まず、パネルディスカッション@では、初めに各パネリストが自己紹介を兼ねて、(1)多様性と聞いて・・・、(2)ワークショップやファシリテーターといえば・・・というテーマで、思うことや考えていることを発表しました。各パネリストの自己紹介が終わると、参加者全員でちょっとしたアイスブレイクを行い、続けて、教材の構成やねらいのお話がありました。そして、ワークショップを行う上で、各パネリストが大切にしている姿勢を織り交ぜながら、次の学習プログラムの体験に向けて、教材にこめた思いと担当するプログラムの紹介をしました。
 次に、限られた時間ではありましたが、参加者が4つの会場に分かれて、各パネリストとともに、アクティビティ(一つの学習活動)を組み合わせたプログラムを体験し、また、どのような視点でもってプログラムを進めていくのかについて学びました。
 最後に、パネルディスカッションAとして、参加者全員が会場に集合し、それぞれが体験した学習プログラムの感想や報告を共有して講座を終えました。
 参加者からは、「シナリオのあるパネルディスカッションと違っておもしろかった」、「他のコースの話が聞けて、よりプログラムの内容がわかりました」、「意外な答えや反応が出てきました。“ワークショップは生もの”で同じものはないから面白いです」「自分自身を知る→他の人の思いを知る→そして受容することのできた貴重な時間でした」「常識ということをあらためて考えさせられました」「1つのものに対していろいろな見方、考え方があること。それらを共有することで、思考が広がることを体験できました」という声をいただきました。半日というタイトなスケジュールでしたが、参加者と各パネリストとのちがいが混じり合ったことで、多様性をめぐる学びや気づきに出会える活用学習会を実施することができました。

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