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人権学習・人権研修の企画づくり講座 フォローアップ講座の実施報告

 2007年2〜3月に行った人権学習・人権研修の企画づくり講座の修了生を対象に、栗本敦子さん (Facilitator’s LABO〈えふらぼ〉)をお招きして、2007年9月28日(金)にフォローアップ講座を大阪人権センターで実施しました。
 この度の学習内容は、前回の講座で学んだことを活かして、@参加者が自主作成したチラシから企画のねらいを読み解く、A前回の講座アンケートにより要望があった「参加者人数以外でどうやって企画を評価するのか」についてさらに深く考えるというもので、8人が参加されました。参加者人数が少ない分、一人ひとりの発言する機会が多くなり、企画のチラシについていろいろな意見が出せたり、計画段階のチェックリストや評価の指標づくりをめぐって、じっくりと意見交換ができました。
 参加者からは、「学んだことがどのように活かされているかを改めて考える契機となった」、「評価を考えたがなかなか出てこない。めざしたいことがあいまいだったことに気づいた」、「きっちりとしたチラシづくりの講座を受けたことがなかったので、とても新鮮かつ勉強になりました」、「評価についてはまだまだ難しいです。でも、まだ私の中で評価の答えが出ていない分、毎回企画に向き合い、常により良いところをめざして頑張れそうな気がします」、「職場研修に役立てたい」「企画を実践してその報告をいつかしたいです」「バリアフリーのコンサートに活かせます」「自分たちでつくったチェックリストをもとに企画づくりをやっていきたい」という声をいただきました。
 人権啓発・教育における企画(事業)評価は、人権学習・人権研修の担当者のみならず、多くの方にとって関心の高い課題の一つです。「参加者人数以外に何をもって企画を評価するのか」ということで、講師の問いかけをヒントに、参加者どうしで考えた過程で、評価の指標として使えそうな項目が出てきました。しかし、評価の指標については、参加者が各自で引き続き検討していこうということで講座を終えました。
  チラシ作成や評価の指標を考えるにあたっては、明確に企画の目標を打ち出しているかどうかがポイントになります。楽しさを感じるだけの人権学習・人権研修で終わるのではなく、この企画で参加者に何を学んでもらいたいのか、学ぶことで参加者が何を得ることができるのか、それを考え抜く姿勢が人権学習・人権研修の担当者に求められます。
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