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団塊の世代が地域を変える!?
「2007年度“ひとがつながるまちづくり”交流のつどい」を開催しました

 5月26日(土)、大阪市立難波市民学習センター(大阪市浪速区OCATビル4階) において、大阪府、大阪市、大阪人権啓発活動ネットワーク協議会、愛ネット大阪、社団法人大阪市人権協会との共催で、“ひとがつながるまちづくり”交流のつどいを開催しました。今回は『団塊の世代が地域を変える!?』をテーマにシンポジウムを行いました。
 地域でまちづくりや地域交流に取り組んでおられる方や関心のある方を中心に約70名の参加をいただきました。コーディネーターに石田易司さん(桃山学院大学社会学部社会福祉学科教授)、シンポジストに以下の2団体から活動事例を報告していただきました。
 まず、全国的にネットワークを形成している団体である特定非営利活動法人ニッポン・アクティブライフ・クラブ(ナルク)会長の高畑 敬一さんから、「時間預託ボランティア制度」を通じて、高齢者や障害者の介護・介助、子どもの送迎や預かり、見守りなどの子育て支援、植木の手入れなどの家事援助、河川、道路、公園、街角の清掃などの環境美化などについてお話しいただきました。「ボランティアは誰にでもできる。できることをできるときにできる方法でやれば、生きがい、健康、出会いが得られ、助け合い、支え合うことにつながる。」「団塊の世代が地域に戻ったときの受け皿づくりと女性の積極的な参加が重要」というコメントがありました。
 次に地域密着型の団体である特定非営利活動法人フェリスモンテ事務局長の隅田耕史さんから、おたっしゃグループハウス(高齢者まかない付き下宿)おたっしゃセンター(訪問介護)、おたっしゃ食堂(配食サービス)、おたっしゃサロン(高齢者地域交流の場)などの事例から高齢者や地域の住民が元気に過ごせるために地域で看る、助け合うことのできる仕組みづくりの重要性についてお話していただきました。「『団塊の世代』とは、男性に限らず、地域活動の担い手として女性も多く関わっている。また、今後はコミュニティにおいて『団塊の世代』とその子どもの世代(若年世代)との協働、融合していける地域づくりが大切」というコメントがありました。
 そのあと、会場からの質問を交えながらコーディネーター、シンポジストの方に、団塊の世代の地域への迎え入れ、コミュニティとの協働や関わり、地域社会との結びつき、活動における課題についてお話ししていただきました。
  今回のシンポジウムから、『団塊の世代』をとおした地域の交流、コミュニティづくりのための参考になれば幸いです。
写真1 写真2

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