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人権週間記念行事
「おおさかヒューマンフェスタ2006inたじり」が開催されました

朝市会場 12月4日から10日の人権週間を記念して、11月26日、田尻町のいろいろな会場において「おおさかヒューマンフェスタ2006inたじり」を開催しました。本年は、大阪府、田尻町、田尻町教育委員会、財団法人大阪府人権協会、田尻町人権協会、大阪人権啓発活動ネットワーク協議会などとの共催と田尻漁業協同組合ほか多くの団体の協力を得て開催しました。テーマは『うみ まち ひと こころつながるたじりストリート』とし、「環境と人権」について参加者とともに考える内容としました。
 当日は天気が悪かったにもかかわらず、漁港の朝市会場では田尻漁業農業祭が同日開催されたこともあり、大勢の人に参加していただきました。朝の7時から啓発物品を配布し、イベントと人権週間の宣伝を行いました。テレビでおなじみのさかなクン(東京海洋大学客員助教授、お魚らいふ・コーディネーター)にも出演していただきまして、朝市に並んでいる魚を見て回り、漁港の特設ステージでトークをしていただきました。
さかなクンのトークショー
野外音楽ライブ
 野外音楽広場では、ヒューマンフェスタの趣旨に賛同していただいた、たくさんのライブ関係者のみなさんが朝から交代でライブ演奏をしていただき、イベントを盛り上げてくれました。ここでもさかなクンに登場していただき、朝市で買ったあんこうやさわらなどの魚についてのお話しをしていただきました。
また、当日の朝から駅前広場など4か所でストリートライブを演奏する予定でしたが、あいにくの雨により、シーサイドドームやふれ愛センターに場所を変更してパワーあふれるライブを演奏していただきました。
 町立公民館では、午前の部として田尻町人権作品展表彰式が行われ、そのあとさかなクンによるさかなクイズを交えたトークショーがありました。午後の部では大阪府草の根人権活動賞表彰式のあと、ここでもさかなクンに出演していただき、会場の子どもも参加してイラストをまじえたトークショーが行われました。 そして、シンガーソングライターの高石ともやさんにはトークもまじえながら「もう一歩」「陽気に行こう」「私を待つ人がいる」「あの素晴らしい愛をもう一度」「イマジン」などの歌を歌っていただきました。トークのなかで「元気な人は他人に手助けできる。これがすなわち人に対するやさしさである。少年非行には背景として家族の環境があり、家族の人間関係がある。家族が自分を待っているので少年は立ち直ることができる。人間が生きていけるのは、待っている人がいるからだ。」という部分が印象的でした。歌とお話を通し、人と人との出会いの素晴らしさ、心を通わせることの大切さなど、人が心ゆたかに生きていくために必要なことが伝わってきました。
公民館前 高石ともやさんのトークと歌
さかなクンのトークショー  その他のイベントとして、パフォーマンスグループ美穂蘭一座による「ミュージカル ナイトクラブへようこそ イン タジリ〜昭和歌謡でつづる歌姫メリーの物語〜」と題して“女性の自立”をテーマに演じていただきました。ふれ愛センターにおいては、「テーマで見る日本社会と差別・人権」という人権啓発のパネル展示を行いました。
 今回のイベントはたくさんの会場で繰り広げられるとともに、田尻町を中心とした多くのボランティアスタッフの協力のもとで開催されました。延べ5,500人の参加がありました。この日のイベントを通して、「環境を大切にする」「人とのつながり」が「まちづくり」につながるとともに参加者のみなさんが人権について考えていただく機会になったのではないかと思います。


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