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第3回識字・日本語研究集会を開催

 「国連識字の10年」も3年目をむかえました。私たちが進めている識字・日本語活動を交流しながら、これからの活動の方向を明らかにするため、第3回識字・日本語研究集会を開催しました。
 2月5日、会場の大阪人権センターには82名の参加がありました。午前の全体会は、三宅隆史さん(社団法人シャンテイ国際ボランティア会事務局次長兼企画調査室室長)が「持続可能な開発のための教育の10年と識字」と題して講演されました。今年から始まった「持続可能な開発のための教育の10年」の経緯や、その内容を紹介されたあと、各国の識字の取り組みを紹介しながらこの10年の取り組みの鍵としてあるのが識字であると説明され、最後には日本の識字への提言も述べられました。
 参加者からは、「識字教育の世界情況がよくわかり、8億人もいる非識字者のこれからの開発が大切であるとともに非識字者をつくらない初等教育の完全実施が必要である」などの感想をよせられました。
 午後からは、3つの分科会にわかれました。第1分科会は、「国連識字の10年の取り組み」で、識字・日本語学習推進法案をグループにわかれて討議しました。第2分科会は、「生活情報を使った教材づくり」で、自分の身の回りにある「チラシや冊子が、学習の教材」になることに、参加者は改めて気がつき、すぐに役立つ内容だったといわれました。第3分科会は、「教室運営のための通信づくり」で、編集の仕方と具体的に作ってみることを行ない、参加者も「そのまま教室で使えるので助かりました」と述べられました。日頃の識字・日本語活動にかかわる研究を深めるとともに、識字・日本語の取り組みが広がるための政策を研究することも求められています。



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