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「ハンセン病問題はまだ終わっていない・・・」
  ハンセン病問題については、2001年5月の「らい予防法違憲国家賠償請求訴訟」の勝訴判決、その後国が控訴を断念して判決が確定し、国はハンセン病政策の誤りを認め、謝罪しました。このことで、すべてが解決したという認識が社会に広まっています。
 しかし、ハンセン病療養所に入所している人びとのほとんどは、社会に戻ってくることができない状況にあり、また社会復帰者も生活しづらい状況です。理由はいろいろありますが、いまだに社会に厳然と残っているハンセン病に対する根強い差別と偏見がその大きな理由のひとつであることは明らかです。
 2003年11月におきた、熊本県の黒川温泉ホテルによる療養所入所者への宿泊拒否は、その表れといえます。また最近、法務大臣の発言の中にも不適切な表現が出てきましたように、この問題に対しての理解が進んでいません。
 ハンセン病に関する啓発には、単なる知識の普及ではなく、かつてハンセン病だった人びとと家族が、社会で安心して生活できる対策と保障が十分にできるような環境づくりが大切です。
 かつて私たちの社会は、国、地方自治体、府民・市民が一体となって、自らの手で排除し、隔離をしてきました。私たちの社会は変わらなければなりません。大切な仲間とともに歩む差別のない社会をめざして、私たちが変わる番です。この講演会が、ひとりひとりにできることを学び考えていく場になることを願います。
日 時 2005年2月26日(土)13:30〜16:00(受付13:00〜)
会 場 ドーンセンター7階ホール (大阪府立女性総合センター)
大阪市中央区大手前1丁目3番49号
内 容 13:30〜14:40  基調講演
「ハンセン病問題はまだ終わっていない」
神美知宏 氏(こうみちひろ)全国ハンセン病療養所入所者協議会事務局長

14:40〜15:00  啓発ビデオ「人として生きる−長島の一年」上映
 89年間の隔離政策は、人びとの生き方をどう変えたのか、療養所で暮らす人びとの生活を一年にわたって撮影した記録ビデオ(福祉運動みどりの風制作)

15:00〜15:10 「大阪府ハンセン病実態調査報告書」について紹介
 大阪府が、現存する資料や関係者からの聞き取り等をもとに作成・発行した報告書について紹介

15:10〜16:00  問題提起
 「小鹿島(ソロクト)問題と被害者支援の訴え」
金 泰九 氏(きむ てぐ) 国立療養所長島愛生園入所者
質疑応答  回復者支援にむけてのアピール

定 員 500名
どなたでも参加できます。 ※手話通訳・要約筆記あります。
参加費 無料
主 催 ハンセン病問題講演会実行委員会
(大阪府総合福祉協会/福祉運動みどりの風/ヒューマンライツ福祉協会/大阪府人権協会/大阪市人権協会/大阪府社会福祉協議会/虹の会おおさか/大阪市社会福祉協議会/大阪社会福祉士会/ハンセン病国賠訴訟瀬戸内弁護団/真宗大谷派解放運動推進本部/ハンセン病回復者とともに歩む関西連絡会)
共 催 大阪府/大阪市
後 援 全国ハンセン病療養所入所者協議会
申込締め切り 2005年2月25日(金):当日受付も可
必要事項(名前、連絡先、電話、Faxのほか手話通訳・要約筆記・点字資料の有無を記入の上、下記(ヒューマインド)にお申し込みください。
「ハンセン病問題講演会実行委員会」事務局
〒556-0028 大阪市浪速区久保吉2-2-3
大阪府福祉人権推進センター(ヒューマインド)内
担当:原田・久保高
TEL06−6561−4199  FAX 06−6561−4211
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