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人権啓発ファシリテーター・チャレンジ講座が終了しました

人権をテーマとしたファシリテーターとして、大切な知識や態度・スキル等を、基礎からその実践までを総合的に学ぶ講座として、2004年9月2日〜11月3日にかけて、全9回の日程で開催しました。講師は、地球市民教育センター・Facilitator's LABO(えふらぼ)の栗本敦子さんにお願いし、ドーンセンターと大阪人権センターを会場に行いました。参加者は、37人でした。
 講座は、Step1(第1回〜2回)「ワークショップって? ファシリテーターって?」で、まずはワークショップやファシリテーターの基本、人権をワークショップで学ぶ意味などを学びました。
 Step2(第3回〜8回)では、「わたしを知るー自分を見つめる」「あなたたとともにー信頼しあえる場を作る」「みんなで考えるー共通課題を扱うスキルー」とし、自己理解・自己覚知とともに、他者や社会との関係性の中で、自らの立場性を自覚し引き受けることを考えました。また、人権をテーマにした学習の場づくりに必要なもの、その中で起こってくる「対立」をいかに扱うかについても学びました。
 そしてStep3(第9回)は、「アクティビティづくりと実践 Let's Challenge!!」として、1日かけてグループごとに考えたアクティビティを発表し、他のグループのアクティビティを体験しました。
 時間は、第1回〜第8回は夜間の2時間、第9回目は休日を1日使って行ないました。またアクティビティの発表にむけ、講座とは別にグループごとに集まり相談するなど、参加者が能動的に講座に参加していく姿がありました。
 まとめのアンケートをみると、「人の立場にたって考えるという当たり前のことをいかに自分がおろそかにしてきたか、をとても実感した」、「様々な違い・多様性と共生について考えることができた」、「ファシリテーターとしての基本は理解できた」、「「対立」は悪いもんじゃないなど、たくさんの学びがあった」、など参加者にとって得るものが多かった講座ということがみてとれました。
 しかし反面、「Win―Winとマイノリティの立場にたつことのむつかしさ」、「いざファシリテーターをしてみようとしたとき、一人ではまだ行きづまりそう」、「アクティビティづくりが充分に行えなかった」、などの課題も出されるなど、今後の参考にすべき点もありました。



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