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さまざまな人権問題について学ぶ
人権相談員養成基礎講座が終了

人権相談における相談担当者の専門性の確立を図るための基礎講座が7月25日・31日、8月2日・6日・9日・27日・29日、9月2日・6日・10日の10日間、大阪人権センターや大阪府福祉人権推進センター(ヒューマインド)などで実施され、市町村の人権相談員やNPOなどで相談業務を行う職員など、約65人が受講しました。受講生たちはワークショップなども組み入れた多彩な講座を通して、さまざまな人権問題について真剣な表情で学んでいました。

この講座は、今年度から始まった事業で、人権に関するさまざまな問題について、それぞれの分野における専門の講師を招き、現状、課題についての講義とワークショップ形式での事例研究を行い、実際にそのような相談があった場合にどのような点に注意し、どのような対応をすれば良いのかということを学ぼうというものです。

講座の写真
1日4講座、10日間で計40講座を実施し、人権擁護の現状・相談員としての心構えから始まり、同和問題・障害者・高齢者・外国人をはじめ、同性愛やホームレス・ハンセン病など幅広い内容となっています。
 終了後のアンケートで受講生は、「今までくわしく知らなかった問題も今回の講座でよくその現状がわかった」「ひどい人権侵害を受けている方々の切実な思いがよくわかった」などの感想が多くありました。

 今後は、今回の講座を通して得た知識を活用し、人権相談員として活躍されることが期待されています。


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