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リバティおおさかの役割に期待 中坊会長が視察

(財)大阪府人権協会の中坊公平会長が6月5日、リバティおおさか(大阪人権博物館)を訪れ、人権問題を取り上げた日本初の“人権博物館”の展示作品などを見学した。
同博物館からの要望で実現したもので、当協会の足立悦雄理事長、村井茂専務らが同行。中坊会長は、同博物館のガイドボランティアの案内で館内の特別展「学歴社会と職業観」をはじめ、「部落差別と身分」、在日コリアン、アイヌ民族、沖縄の歴史などを紹介した「民族と列島の南北」、差別に対する怒りなどを映像で訴えた「証言の部屋」などを見学した。中坊会長はそれぞれの展示コーナで足を止め、差別の歴史や差別への怒りが綴られた貴重な資料に食い入るように目を通すなど、熱心に見てまわった。

熱心に資料をのぞき込む中坊会長の写真
左から村井専務、中坊会長、足立理事長

その後、中坊会長は同博物館の向井正常務理事らと懇談。その中で、「人権を展示するのは難しいことやと思っていました。しかし、差別の歴史や差別によって識字の機会を奪われた切実な訴えなど、見学させていただいて、深い感銘を受けました」と視察した感想を語った。そして、「人権の世紀といわれていますが、お互いの人権を認め合い、尊重し合う、そういう人権を重んじることが平和な社会をつくることやと思っています。そいいう意味でも、意識的に人権を訴えていくことが重要です。この博物館がその拠点としてますます発展することを願っています」と同博物館の役割に大きな期待を寄せた。
同博物館は、部落問題、女性問題、民族問題、障害者問題など、人権に関する歴史資料を収集保存・公開し、人権思想の普及と人間性豊かな文化の発展に貢献することを目的としており、昨年は約83000人の来館者があった。


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