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憲法週間記念行事「ヒューマンライツボックス」

「青空のもと、公園で人権の大切さを呼びかけ−憲法記念日に当協会などが主催」

着ぐるみと一緒に公園を歩く子どもたちの写真
憲法週間記念行事「ヒューマンライツボックス」が5月3日、府営深北緑地(大東市深野北4−284)で行われ、家族連れでにぎわった同公園で啓発グッズや風船の配布、缶バッジの制作などを通して、人権尊重の社会づくりの大切さを呼びかけた。

憲法週間に際し、憲法に規定される基本的人権の尊さや一人ひとりの人権が尊重された社会づくりの大切さを広く府民に訴えていくために、多くの人が集う休日の公園で、楽しみながら人権の重要性について考えてもらおうと毎年実施している。

主催は、大阪府、(財)大阪府人権協会、人権啓発推進大阪協議会、大阪人権啓発活動ネットワーク協議会、大阪法務局、大阪府人権擁護委員連合会、大東市、大東市人権教育啓発推進協議会、大東市人権擁護委員会、寝屋川市、寝屋川地区人権擁護委員会。

イベントのテントに並ぶ行列の写真この日は、怪獣の着ぐるみを着たスタッフが汗だくになりながら、公園に集った約1500人の家族連れに人権の大切さを呼びかけるグッズを配ろうと、公園内を練り歩いた。愛くるしい怪獣の着ぐるみに子どもたちも大喜び。一緒に記念写真におさまるなど楽しそうにふれあっていた。

公園の一角に設営されたイベントコーナーでは、風船(バルーンアート)のプレゼントや自分たちの思いを刻むことができる手づくりの缶バッジ制作が大変好評で子どもたちの長い列ができていた。また、大阪府の詩読書感想文募集事業で入選した児童・生徒の人権の大切さを訴えた詩や、識字学級で学ぶ生徒の作品も展示された。

2人の子どもと一緒に缶バッジを作ったある府民は「人権というとかたぐるしいイメージでしたが、今日は遊びを通して人権を身近に感じることができました」と目を輝かせていた。
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