人権協会からの発信
啓発リーダー入門講座である「人が大切にされる豊かな関係づくり講座」を6月14日、21日、28日、7月6日、13日の5日間、ドーンセンター(大阪府女性総合センター)、リバティおおさか(大阪人権博物館)で開きました。大阪府、愛ネット大阪(人権啓発推進大阪協議会)、(財)大阪府人権協会の主催で、47名の参加がありました。 講座はワークショップ形式で進められました。初日は、「自分を大切にする事を学ぶ」として、2日目は「豊かなコミュニケーションを学ぶ」として神阪登茂子さん(で・き・たねプロジェクト)をファシリテーター(促進役)に、自尊感情を高めることから、自分も相手も大切にするコミュニケーションとしてアサーションの方法を学びました。3日目は、栗本敦子さん(Facilitator´s LABO)をファシリテーターに、人と人との間で起こる対立をどう扱うのかを学び、社会で起こる対立と差別を考えることで、社会の中での人権を学びました。 4日目は、栗本敦子さん(Facilitator´s LABO)をファシリテーターに、わたしの第一歩をみつけようと、差別のしくみを学んだ上で、わたしができる人権の第一歩として、豊かな関係をつくるために身につけたいものと捨てたいものをグループの中で発表しました。 最終日はオプショナルツアーとして、リバティおおさか(大阪人権博物館)を見学し、社会にあるいろんな人権問題の現実や課題を学びました。 終了後のアンケートでは、受講者から「今まで以上に今の自分を見つめ直せたのでよかった」「人権といえば日常からかけ離れたように思っていたが、身近な問題だと感じた」などの感想が出され、受講者が人権の取り組みへの第一歩をみつけました。
府民一人ひとりに人権問題を自らの課題として考えていただくきっかけとするため、今年度も人権啓発詩・読書感想文を募集しています。事業の周知や応募作品の取りまとめなど各加盟団体のみなさまにはお手数をおかけしますが、ご協力をお願いいたします。 募集期間 7月1日(土)〜9月30日(土)〔加盟団体事務局へ必着〕 募集対象 府内の小中学(部)生 ★加盟団体でとりまとめていただいた作品を10月4日(水)までに愛ネット大阪事務局へ送付願います。
・精神障害者問題を考える 講師 辻博文さん (精神障害者地域生活支援センター「菜の花」施設長) 精神障害の実態を知り、精神障害者への予断や偏見をなくす。また、精神障害者の社会生活支援について、地域において何が必要なのか、今後の課題は何かを明らかにし、ともに考えていきます。 ・閉講式
自分で考えた未発表の作品に限ります。