5月27日(土)、piaNPO(ピア・エヌピーオー 大阪市港区)において、大阪府、大阪市、大阪人権啓発活動ネットワーク協議会、愛ネット大阪、社団法人大阪市人権協会との共催で、“ひとがつながるまちづくり”交流のつどいを開催しました。地域の課題に挑戦してまちづくりや地域交流に取り組んでおられる方や関心のある方を中心に約70名の参加をいただきました。コーディネーターに中川 幾郎さん(帝塚山大学法政策学部教授、同大学院法政策研究科教授)を迎え、シンポジストに以下の3団体から活動事例を報告していただきました。まず、ツール・ド・コミュニケーション(神戸市長田区)のスタッフ 村上 桂太郎さんから多文化を背景とする子どもたちの表現活動の支援や多文化共生のまちづくりの重要性、次に特定非営利活動法人こえとことばとこころの部屋(大阪市浪速区)の代表 上田 假奈代さんから詩やアートを中心とする表現活動を通した活動や就労支援カフェの運営など地域との関わり、そして、Japan Youth Treasure Houseジャパン・ユース・トレジャー・ハウス(大阪市都島区)の主宰 吉見 れいさんから若者の自立支援の仕組みづくりの大切さや行政ができないことを実践していく必要性などをお話していただきました。そのあと、会場からの質問を交えながらコーディネーター、シンポジストの方に地域の課題に挑戦しようとした動機や行政との関わり、地域社会との関わりについてお話ししていただきました。 今回のシンポジウムから、『地域のサポート』をとおした人権が大切にされるまちづくりのための参考になれば幸いです。
9月2日(土)から10月14日(土)までの7日間、大阪市中央区のドーンセンター(大阪府立女性総合センター)と大阪人権センターにおいて、人権啓発に関する地域の専門的リーダーを養成するため、標記講座を開催します。ファシリテーターとはワークショップ(皆で意見交換や共同作業を行いながら進める参加体験型学習)を進行するだけでなく活性化させる役割をもっています。この講座では、人権尊重の視点を盛り込んだファシリテーターの基礎を学びます。講師は、共生ユニットAPUROまつばらのちょん せいこさんです。7月21日(金)まで申込みを受付けますので、多数の方のお申込みをお待ちしております。詳細は愛ネット事務局までお問合せください。