「おおさか人権協会連絡協議会 2025年度第3回代表者会議を開催」
■第3回代表者会議の開催
1月20日、富田林市にある一般社団法人富田林市人権協議会において開催し、33人の方に出席いただきました。田村賢一会長(大阪府人権協会代表理事)と、地元から一般社団法人富田林市人権協議会代表理事の坂本信行さんから開会あいさつがありました。
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まずは「富田林地区の過去・現在・未来」と題し、富田林地区の歴史を田村会長よりご説明いただきました。富田林の地区では、死牛馬の処理と皮革産業で栄えてきた歴史がありますが、一方で住宅の状況はひどく、第1期のまちづくり事業は共同便所の建て替えからスタートしたそうです。家に便所がなく、先に仕事にいく大人が先に便所を使用するため、小学校に遅刻してくる子どもたちが多かったのが発覚した理由のひとつとのことでした。 次に、現在と未来を一般社団法人富田林市人権協議会 事務局長の長橋さんからご説明いただきました。富田林の地区では生活保護の受給率が市内平均2.1%であるのに対して11.5%と非常に高く、薄れていく地域の絆からの孤立や周辺地域との見えない壁が課題としてあることを認識し、「オープンなつながりでコミュニティを紡ぎなおす」ことを目標として、まち歩きスタンプラリーやこども食堂、居場所づくりなどの様々なプロジェクトを行政や団体と連携しながらすすめているそうです。 |
| お話を伺ったあとには実際のまち歩きに出ました。この日は大変寒かったですが、熱い解説をしていただきながら1時間程度まちを歩きました。映像でみる風景とは違い、実際に目でみて触れてみる経験は「百聞は一見に如かず」そのもので、参加者さんのアンケートでもフィールドワークに行ってよかったとの声をたくさんいただきました。 |
| 戻ってからは「部落探訪」について映像の視聴と解説をしていただきました。フィールドワークで歩いた場所が、ある個人の偏見で一方的に差別され、晒されている現状を目の当たりにしました。事実を知らない人がこうした映像を鵜呑みにしてしまうことで、差別の助長を生むことに気づきました。 |
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第2部はグループに分かれて、今日の研修の感想やどのように啓発につなげるかを話し合いました。「正しく伝える」ことの重要さなどが話題としてのぼりました。一方で「人権」と名の付く啓発研修や自治会・町内会などの地域関係は人の集まりが悪い、などの悩みも共有され、取り組み事例を聞くなどヒントとなる話題も提供されました。 参加者からは「正しく伝えれば正しく伝わる」「歴史を知り、実際に見て学ぶ、まちづくりにいかしていきたい」「自分の地域もあらためて歩いてみて地域にふれ、啓発の広さと深さを追求したい」などの感想をいただきました。 |

