人権NPO協働助成金事業 11月の活動報告
▶1年コース
団体名:NPO法人KARALIN
■事業名:子どもとつくる防災の町 MISONO版
■タイトル:11月23日 やおプレイデイへの参加をしていただきました!
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11月は、これまで継続してきたこども防災教室の取組を、地域イベントの場へと広げる実践を行った。NPO法人KARALINが主催する「プレイデイ」は、子どもの「遊ぶ権利」を啓発するイベントであり、その趣旨に共感し、美園小学校区まちづくり協議会より防災士の皆さんに出店いただく協働が実現した。 当日は、子ども向けの防災情報提供を中心に、簡易AED体験、担架体験、防災カードゲームの紹介など、遊びの延長で参加できる体験型ブースを展開した。災害時の行動や備えを「教え込む」のではなく、触れる・動かす・試すといった体験を通して、子ども自身が防災を身近に感じられる工夫がなされていた。保護者や地域の大人も立ち寄り、子どもと一緒に体験する姿が見られ、防災が家庭や地域の話題として共有されるきっかけとなった。 防災を専門とする防災士と、子どもの権利や遊びを大切にする団体が協働することで、「安心して遊べる地域づくり」と「命を守る力を育てる防災」が結びついた取組となった。地域イベントという開かれた場で防災情報を届けることは、日常の延長線上で備えを考える機会を生み出す重要な役割を果たしている。今後もこうした協働を重ねながら、子どもを中心に地域全体の防災力向上をめざしていきたい。 |
団体名:スイスイ・すていしょん
■事業名:ひとり親世帯の災害時こどもネットワーク
■タイトル:①第8回 スイスイこども食堂
②阿倍野防災センター「あべのタスカル」見学と防災教室
合計82人 中学生以下(無料)76人/保護者(おとな) 6人 【食材協力】 淀川区社会福祉協議会/株式会社高島屋
② 阿倍野防災センター「あべのタスカル」見学と防災教室を開催ました。20名の募集定員に対して、8人と大きく募集定員を下回りましたが、その分、細かに関わりを持つことができ子どもたちの理解の促進ができたと思います。あべのタスカルの体験プログラムでは、積極的に参加し楽しむ子どもたちの姿が見られました。 また、戻ってからのプログラムでは、防災食を食べる体験やクイズにより防災意識が高まるよう働きかけを行いました。 【参加者情報】 合計8人 小学生5人/保護者(おとな) 3人 *********************************************************************************** ※月次定例会では、取り組み中に災害が起きた際の対応について話し合い、今後の災害に対する法人の在り方について検討と確認を行いました。 |
団体名:識字・日本語研究会
■事業名:識字・日本語学習を通して防災レジリエンスを高める
■タイトル:「しきじ で ぼうさい」モデル教室募集案内配布(11月の月次活動報告)
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▶半年コース
団体名:認定NPO法人 こどもの里
■事業名:「ぼうさいタイム」であそぼうさい
■タイトル:ぼうさいタイム②(9/20)~社会福祉協議会の方の話~
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南津守こどもの里がある南津守の地域におられる防災士の方に来ていただき、前半は能登半島地震で被災地に入られた際の話、後半は里から避難場所の学校までまちたんけんしました。 前半の話では、建物が崩壊している様子、炊き出しの様子などの写真を見ました。こどもたちが特に関心を持ったのはトイレ用の車の話、仕事がなくなる話などでした。里から学校まで歩いた際には、「災害時には物が落ちてくる可能性があるため、道の真ん中を通ろう」など話をしながら歩くと、子どもたちの方から「この看板はあぶない!落ちてきそう」「マンホールも水があふれる」など、普段意識しにくいことを考えながら歩くことができました。 最後に防災士の方から、「自分の命は自分で守る。一人で避難がこわかったら大人の話を聞こう」と伝えていただきました。次回は、防災に必要な備品や物品をみんなで考えます。 |
団体名:一般社団法人 両国人権福祉交流センター
■事業名:災害時を踏まえた独居高齢者のつながりづくり
■タイトル:en 食堂(みんな食堂)11月実施
| 〇メニュー:焼き魚&うどん 〇参加者: おとな 14人、こども 7人 合計 21人 〇 近隣の放課後等デイサービスからは、通常10人程度の子どもたちが参加していますが、今回は体調不良のため参加者が少なめでした。 〇 メニューは高齢の方に人気の焼き魚でしたが、子どもたちも美味しそうに食べており、苦手意識は心配したほどではありませんでした。 〇 防災意識の向上を目的に、受付や各テーブルに清水地域の防災マップや備蓄品、非常時に必要な情報をまとめたチラシを設置しました。参加者からは「家でも少し備蓄をしている」「チラシを持ち帰りたい」「集会所でも備蓄が必要ではないか」といった声が寄せられました。引き続き、防災の啓発に取り組んでいきます。 〇 今後は、食堂の場で防災意識をさらに高める工夫について検討していきたいと考えています。 |

