人権NPO協働助成金事業 10月の活動報告
▶1年コース
団体名:NPO法人KARALIN
■事業名:子どもとつくる防災の町 MISONO版
■タイトル:かまどベンチって使ったことある?
|
8月・9月の実践と振り返りを踏まえ、10月は体験型防災イベントの実現に向けた具体的な準備段階として活動を進めました。防災ラリーや親子防災キャンプを通じ、子どもが楽しみながら学び、家庭全体で防災に取り組むきっかけをつくることを目的に、地域との連携強化と役割の共有を図りました。 10月13日には美園公園にて、かまどベンチの下見および清掃を実施した。当日は美園小学校区まちづくり協議会・美園地区防災士の皆さんにも参加いただき、12月防災デイキャンプの概要や受付方法、当日の運営イメージについて意見交換を行いながら進めました。かまどの大きさや構造、使用方法を確認し、炊き出し体験を想定した配置や安全面、必要な準備品についても具体的に話し合い、募集や物品準備への協力体制が整いました。 また、公園使用許可や消防署への届出など事前手続きの役割を確認し、11月に役割分担して進めていくことを共有しました。これまでの取り組みを通じて、子どもだけでなく大人の防災意識にも変化が生まれており、今後も地域と協働しながら、楽しみと学びが循環する防災の場づくりを推進していきます。 |
団体名:スイスイ・すていしょん
■事業名:ひとり親世帯の災害時こどもネットワーク
■タイトル:① 第7回 スイスイこども食堂 と ② ふれあい農園~稲刈り体験~
![]()
|
【参加者情報】 合計77人 中学生以下(無料)73人/保護者(おとな)4人 【食材協力】 淀川区社会福祉協議会/マルハン加島店/株式会社高島屋 ② ふれあい農園~稲刈り体験~を開催ました。移動道中のバスでは、楽しみながら学べる防災学習を行い災害予防や対策への理解を導きました。 また、稲刈りでは周囲の人と協力して取り組んだり、ともに食事を楽しんだりすることによって、話せる関係づくりにつなげました。 【参加者情報】 合計43人 小学生未満(無料)4人/小学生以上39人(内、おとな23人)
*************************************************************************************** ※毎月1回開催している企画会議では、※定例の企画会議では、11月15日(土)に開催する"あべのタスカルツアー"について、検討を深めました。 |
団体名:識字・日本語研究会
■事業名:識字・日本語学習を通して防災レジリエンスを高める
■タイトル:「しきじ で ぼうさい」モデル教室募集案内配布(10月の月次活動報告)
はじめに法務省や民間調査会社による外国人差別にかかわる調査結果をもとに、それぞれの経験をふりかえり、全体で共有しました。幼少のころのこと、つい最近のできごとなどそれぞれの経験を出し合い交流しました。 |
▶半年コース
団体名:認定NPO法人 こどもの里
■事業名:「ぼうさいタイム」であそぼうさい
■タイトル:ぼうさいタイム②(9/20)~社会福祉協議会の方の話~
|
南津守こどもの里がある南津守の地域におられる防災士の方に来ていただき、前半は能登半島地震で被災地に入られた際の話、後半は里から避難場所の学校までまちたんけんしました。 前半の話では、建物が崩壊している様子、炊き出しの様子などの写真を見ました。こどもたちが特に関心を持ったのはトイレ用の車の話、仕事がなくなる話などでした。里から学校まで歩いた際には、「災害時には物が落ちてくる可能性があるため、道の真ん中を通ろう」など話をしながら歩くと、子どもたちの方から「この看板はあぶない!落ちてきそう」「マンホールも水があふれる」など、普段意識しにくいことを考えながら歩くことができました。 最後に防災士の方から、「自分の命は自分で守る。一人で避難がこわかったら大人の話を聞こう」と伝えていただきました。次回は、防災に必要な備品や物品をみんなで考えます。 |
団体名:一般社団法人 両国人権福祉交流センター
■事業名:災害時を踏まえた独居高齢者のつながりづくり
■タイトル:en 食堂(みんな食堂)10月実施
| 〇メニュー:パスタ&パンプキンスープ 〇参加者: おとな 19人、こども 16人 合計 35人 〇前回に続き、新規の参加者を含め、多くの方の参加がありました。 一方で、新しく参加された方の中には、メニューが口に合わなかったのか、食事を残される様子も見られました。みんな食堂では複数のメニューを提供することが難しく、また、事前にメニューを周知できればよいのですが、寄付食材や支援物資を踏まえて献立を考えているため、今後の課題と感じました。 〇食堂の場では、住宅の住民同士が自治会活動などについて話し合う様子も見られ、地域の情報交換やつながりづくりの場としても機能していました。 〇次回は、防災に関する啓発をテーマに、チラシの配布などを予定しています。 食堂を通じて、食の支援だけでなく、防災意識の向上にもつなげていきたいと考えています。 今後、非常時に活用できる備蓄食品の紹介なども検討していきたいです。 |

