新刊!
『進めてみよう! 人権ワークショップ型学習
ー学びから行動へ』
現実におきている偏見や差別、排除などの問題にどのように向き合うのか、どのように行動をすればよいのかを考えるために有効なワークショップ型学習。このような人権ワークショップ型学習を進めるためのテキストを作成しました。行政・学校・事業所・民間団体など様々な場における人権学習や人権研修にお使いいただけます。
実際の学習を進めるための「学習プログラム編」と、学習を進める際のファシリテーターとしての基礎知識を提供する「知識・解説編」の二部構成になっています。また、ワークシートの一部は次からダウンロードできます。
このテキストを人権学習や人権研修にぜひご活用ください。
◆目次◆
まえがき
この本の特徴と使い方
学習プログラム編
①無意識の偏見・差別
「❝迷惑❞な感じ」から人権を考える
①シート:話し合いのポイント
②マイクロアグレッション・アンコンシャスバイアス
差別を許容しない環境づくりのための「ことばカード」ワークショップ
②シート:信号台紙
③部落問題
部落差別ってあるの?
③シート:部落差別の現状は?
④障害者問題
対話が大事!合理的配慮
④シート:話し合い
⑤インターネット
それってほんと?情報リテラシー
⑥インターネット
ネット社会の差別に立ち向かう
⑦交差性差別・複合差別
「交差した差別」を考える
⑧部落問題
「寝た子を起こすな」論実現大作戦
⑨差別問題
何が平等? 何が公正?
⑩部落問題
部落はどこですか? 被差別部落の所在を尋ねる・教えるのはあり?
⑩シート:記入シート(模造紙)
知識・解説編
人権と差別をめぐるいまの課題 森 実
1.人権と政府の責任
2.差別とは何でしょう?
3.「無関心差別」と「攻撃的差別」ー現代差別意識の特徴
4.「逆差別」論とは?
5.差別論における特権とは?
6.差別の交差性
7.意図せぬ差別をとらえるためには?
8.情報社会と差別とのかかわり
9.日本社会の課題
ファシリテーターの基礎知識 武田 緑
1.ワークショップ
2.ファシリテーター
3.人権ファシリテーター
4.オンラインでのワークショップ型学習
人権問題に関するワークショップ型学習の進め方 柴原 浩嗣
はじめに
1.ワークショップ型学習とは
2.人権学習の企画づくりー枠組み(フレームワーク)
3.人権学習のプログラムづくり(デザイン)
4.ファシリテーター
5.プログラムの実施
6.評価
おわりに
著者:大谷眞砂子・武田 緑・松波めぐみ・森 実・柴原浩嗣
編著者:一般財団法人大阪府人権協会
B5版 並製116ページ 定価1,700円+税
ISBN 978-4-7592-2354-5
発行・販売 株式会社解放出版社
TEL.06-6581-8542 FAX.06-6581-8552
https://www.kaihou-s.com/book/b663417.html