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【大阪府委託】令和5(2023)年度大阪府人権総合講座(前期)を

開催しました

 

 

 202374日~921日の期間中、全17日(合計70科目)にわたって、大阪府人権総合講座(前期)を開催しました。

 大阪府人権総合講座は、人権尊重の社会づくりを推進するために必要な人材を幅広く養成することを目的に、人権教育・啓発や人権相談に携わる方に必要な知識、スキル等を経験に応じて習得できる講座で、年間を通じて開催しています。

 前期の講座は、新たに人権に関わる業務を担当される方を想定した基礎的な内容を中心に、4つの人材養成コース(人権担当者入門コース、人権ファシリテーター養成コース、人権啓発企画担当者養成コース、人権相談員養成コース)と、様々な人権課題を選択して学ぶことができる人権問題科目群(全28科目)を設定しています。

 今年度は昨年度に引き続き、全面的に対面・集合型で実施しました。受講者同士の交流など対面ならではの効果も実感しながら、延べ318人の方々に受講いただくことができました。

 また、人材養成コースでは、人権ファシリテーター養成コース、人権啓発企画担当者養成コース、人権相談員養成コースの3つのコースで、延べ60人の方々の修了を認定しました。

 人権に関わる業務の経験者の方々も含めて、本講座の受講を通して学び、気づいたことを、人権啓発や相談・支援等、日頃の取り組みに活かしていただければと思います。


■受講状況

定員

受講
申込者

受講
決定者

修了者

 人権担当者入門コース

40

32

32

-

 人権ファシリテーター養成コース

20

15

15

11

 人権啓発企画担当者養成コース

20

11

11

9

 人権相談員養成コース

50

60

60

40

 科目選択受講

-

200

200

-

 合計(延べ)

-

318

318

60

受講申込者実人数:230人 修了認定者実人数:57人


■受講者の感想

・人権というと法律、権利、など難しく考えていましたが、身近に思えるようになりました。自分の心の揺れや自己肯定感なども学べて嬉しいです。(人権担当者入門コース)

・「知識」の伝達ではなく、「理解」の拡大のために、いかに「体験」するかが重要であると思います。そのためにも、参加者自らの「気づき」をアシストするファシリテーターの位置づけが重要であると学びました。(人権ファシリテーター養成コース)

・啓発企画をする場合の多くのポイントを知ることが出来ました。今後の企画の精度を高めることや、より受講者に届く内容を企画すること、それを伝える募集広報などに活かして行きたいと思います。(人権啓発企画担当者養成コース)

・固定観念にとらわれることなく、考えることができるようになったのは、自分にとって大きな変化でした。今後の相談業務の中で大事にしたいと考えています。(人権相談員養成コース)


■講座の様子

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