【大阪府委託】令和4(2022)年度大阪府人権総合講座(後期)を
開催しました
2022年12月16日~2023年1月31日の期間中、全10日(合計50科目)にわたって、大阪府人権総合講座(後期)を開催しました。
大阪府人権総合講座は、人権尊重の社会づくりを推進するために必要な人材を幅広く養成することを目的に、人権教育・啓発や人権相談に携わる方に必要な知識、スキル等を経験に応じて習得できる講座で、年間を通じて開催しています。
後期の講座では、人権問題に関わる業務に一定期間従事されている経験者の方を主たる対象とした、より専門的な内容を中心に、「人権ファシリテータースキルアップ」「人権コーディネータースキルアップ」「人権相談員スキルアップ」「人権相談員専門」という4つの人材養成コースと、様々な人権課題を幅広く学ぶことができる「人権問題科目群」を設定しています。
前期に引き続き、後期も感染症対策を徹底しつつ、全面的に対面・集合型で実施し、延べ166人の方々が受講されました。また、「人権相談員スキルアップコース」を受講された皆さんのうち、15人の方々の修了を認定しました。
■受講状況
定員 |
受講 |
受講 |
修了者 |
|
人権ファシリテータースキルアップ |
20 |
11 |
11 |
- |
人権コーディネータースキルアップ |
20 |
22 |
22 |
- |
人権相談員スキルアップ |
30 |
27 |
27 |
15 |
人権相談員専門 |
30 |
21 |
21 |
- |
科目選択受講 |
- |
85 |
85 |
- |
合計(延べ) |
- |
166 |
166 |
15 |
受講申込者実人数:107人
■受講者の感想
・単なる座学ではなく、他の方との交流も含めて講師の方からの働きかけに、ふとわが身を振り返ることもあり、学びが深まったと思います。(人権ファシリテータースキルアップコース)
・今後の人権啓発のベースには常にマジョリティとマイノリティとの関係性や合理的配慮の視点、差別「する」側がマイクロ・アグレッションに気づくことが肝になってくると考えることができた。(人権コーディネータースキルアップコース)
・より実践的な技術や手法を得ることができ、またその相談内容からその背景にある人権課題に気づくことができるような演習であり、とても役に立つ講座であったと思います。(人権相談員スキルアップコース)
・多くの課題がある相談者への支援として、他機関との連携により支援につながることがわかったので、ネットワークを今後形成し活用できるようしていきたいと思います。(人権相談員専門コース)