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  2022年度 人権NPO協働助成事業 中間報告・交流会~ グループ:子どもを支援する実行団体~ご報告

 2022年10月12日(水)の午後1時30分から午後4時30分に、特定非営利活動法人ふーどばんくOSAKAにおいて人権NPO協働助成事業に伴う「中間報告・交流会~グループ:子どもを支援する実行団体~」を実施しました。

 中間報告・交流会の目的は、各実行団体が1年半取り組んだ事業の振り返りとなる中間評価を行った結果①「中間評価に取り組み気づいたこと」②「気づきから事業に工夫したこと(工夫予定のこと)」③「捉えた社会課題をどのように社会に発信していこうと考えているか」について報告し合い、事業の後半の取り組みに活かすとともに意見交流から今後の具体的な事業でのつながりを見出すことです。

 参加者は、実行団体(6人)「特定非営利活動法人ふーどばんくOSAKA」「特定非営利活動法人キャップセンター・ジャパン」「特定非営利活動法人ほしぞら&ふれあいハウス鳴滝」、事業の推進委員が1人、当協会職員が2人参加しました。

第一部では、各実行団体から先述の①②③について報告を受け、参加者からの質問を通じた交流や意見をもらいました。
第二部では、特定非営利活動法人ふーどばんくOSAKAの取り組み報告に加え、実際の活動現場を見学しました。

参加した実行団体の皆さんからは、
・報告だけでなく質問もできたので団体への理解が深まった
・各団体の事業内容と困り感(その背景)を理解できた
・小グループだったのでより理解ができた
・アイデアが広がった
・子ども食堂の在り方を考えさせられた
・ヒントをもらい今後の参考にできそう
などの感想が出ました。

 また、推進委員の方からは、
・学生も生活が厳しくボランティアできる人材が少なくなっている
・生活の厳しさから動ける世代が少ない
・団体が全て担うのではなくつなぐ役割を果たすことが求められる
・人材育成ではなくコミュニティ育成が求められる
など、社会情勢にも触れながら今後の取り組みを考える助言を頂きました。

引き続き、「差別や排除のない人権尊重の社会づくり」に向け、ネットワークを強める取り組みを進めていきたいと思います。