【大阪府委託】令和4(2022)年度啓発実践・交流会の開催報告
大阪府内の市町村全体で、人権啓発事業について幅広い情報交換や交流を行い、今後の取り組みのヒントを得ていただく機会として実施しました。
日時:令和4(2022)年7月21日(木)14:00~16:45
会場:HRCビル5階ホール
参加人数:23人
●内容
1)人権啓発支援事業の説明及び「人権啓発に関わるアンケート」の実施報告
2)報告
①専門アドバイザー活用のご報告
報告者:田尻町総務部企画人権課 人権・男女共生室
②大東市「インターネット上の誹謗中傷等の防止及び被害者支援に関
する条例」についてのご報告
報告者:大東市市民生活部 人権室
田尻町総務部企画人権課人権・男女共生室からは、昨年度に実施された人権意識調査の結果をふまえた特徴の分析や、基本方針・計画の策定に向けたアドバイス等、専門アドバイザーからの助言ポイント等をご報告いただきました。
大東市市民生活部人権室からは、令和3(2021)年4月に施行された「インターネット上の誹謗中傷等の防止及び被害者支援に関する条例」に関して、条例制定の経緯や条例の概要、条例実施における取組や課題、そして今後の取組をご報告いただきました。
●グループワーク
ワールドカフェ形式でテーマ別(「啓発企画(イベント、講座、講師等)」「方針・計画(調査、方針、計画等)」「コロナ禍の取組(差別解消啓発、制度等)」「なんでも交流(悩み、工夫等)」「ネット差別の取組(啓発等)」で交流を行いました。なお今回は新型コロナ感染対策として、筆談での交流スタイルを入れながらグループワークを行いました。
交流に参加された方から、「やったことのない啓発方法が聞けてよかった」「連携、交流していく大切さについて認識できた」「他市との交流や報告を聞くことで、参考にさせていただこうと思うところがたくさんあった」「悩みを共有できた」「インターネット条例やコロナ禍の取組が聞けて参考になった」」等の感想がありました。
●参加者からの感想
参加者からは、「人権啓発支援事業の活用方法は参考になった」「大阪府人権協会への相談のハードルが下がった」「他市町村の方と交流できる機会(対面で)も減ってきているので、直接今の状況等伺うことができて良かった。」「筆談という新しい取組ですが、たくさん書いて頂いて参考になった」等の感想をいただきました。