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    2022年度人権NPO協働助成事業 中間評価に向けた全体研修会

 202272()の午後130分から午後530分に、人権NPO協働助成事業に取り組む実行団体の皆さんに対し、「中間評価に向けた全体研修会」を実施しました。

 本研修会の目的は、中間評価に向けて「評価計画書及びToCの見直しまたは変更」「指標の設定」から評価計画書を完成形に近づけ、後半の取り組みにつなげることです。
 また、日頃、取り組みが多岐に渡り事業評価に時間を割くことができないため、本研修会において時間を確保し、ワークなどを通して評価計画や事業計画の変更を行うことを目標としました。

 参加者は、実行団体(9団体)から13人とJANPIAから視察を兼ねて1人参加されました。
 講師は、事業評価コーディネータの松村幸裕子さんをお招きし、「評価のおさらい」「指標を考える」「評価のためのデータ収集」「評価計画表を完成させる」をテーマにご講義頂きました。その内容を踏まえ、各実行団体が個別ワークに取り組んだ結果「ToCの見直しから始めないと」「アウトカムが多過ぎて指標を考えることが大変」などの気づきが生まれていました。
 また、検討や変更した内容を他の実行団体と共有し合うことによって、新たな意見をもらうことや共に考えるなどの交流が行えました。

 参加者からは、

○指標設定の仕方、数値等の考え方が明確になった

○ワークシートを一緒にしていった中で理解が深まった

○2月にも研修を受けたので復習になった

○個別での作業をしてもらったのでわかりやすかった

などの感想を頂きました。

 一方で、目標にしていた「ToC・事業計画・評価計画の変更」については、実際に書類を変更するまでには至りませんでした。その点に関しては、7月と8月を活用し各実行団体に評価のサポートを行い、必要に応じた変更を協働で進めていきます。IMG_9054.JPG