人権相談機関ネットワーク加盟団体紹介 |
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働く女性の人権センターいこ☆る
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「働く女性の人権センターいこ☆る」は、さまざまな場所で働く女性の問題に取り組んでいる人たちと連携し、相談や情報交換、講座などを通して働く女性自身が力をつけ、女も男も、仕事や家庭の責任を公平に分かち合い、性や雇用形態、労働時間の違いをこえた均等待遇を実現することにより平等な社会になることを目指しています。
女性は、この社会で "女だから"と縛られ生きにくさを味わうことがよくあります。特に "しごと"の場で、"女だから" "非正規職だから"といった差別をうけ、「均等待遇が欲しい」「安心して働き続けたい」と切実な願いをもっています。
そのために、働く女性たちがつながりあい、社会や政治に働きかける拠点となるべく「働く女性の人権センターいこ☆る」を設立しました。
活 動 内 容
働く女性のための
1.労働相談の実施
「解雇されるかもしれない」「退職するように仕向けられている」「セクハラの被害にあっている」「職場でいじめがある」「残業代が支払われない」...
一人では解決が難しい問題も、仲間といっしょならきっと解決の糸口が見つかります。
個人の抱える問題は、一人だけの問題ではありません。
2.労働関連講座の開催
「アサーティブ・トレーニング講座」や「女性のためのキャリア支援講座」「働く女性のための労働講座」等、セクハラやパワハラにあった時の対処、労働法の知識、就労支援などを取り上げ、現場で役立つ講座を行っています。
その他に
・『ほっぷの会』 関西の女性労働運動に関わった女性たちの話を聞く連続学習会。
・『ケアワーカーのつどい』 介護等の現場で働く人たちを中心に、交流学習を定期的に開催。
・"ぷらっとシネマ" 映画上映の後、描かれるテーマをめぐって、シャープな視点による解説と、参加者によるトーク(年一回)。
・機関誌「いこ☆る」の発行
・実態調査、政策提言等
働く女性を取りまく状況は、どんどん厳しくなり、問題は山積していますが、「女性自身が発言する力、解決する力をつける」を合言葉に、助け合い、サポートし合いながらさまざまな活動を行っています。
TEL:(労働相談電話)06-6949-1561 毎週月・木曜日の12 時から20 時
FAX:06-6949-1562
(2016年3月掲載)