人権相談機関ネットワーク加盟団体紹介 |
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特定非営利活動法人 いくの学園
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いくの学園は「人は人の中で守られる」という思いをずっと大事にしてきました。
地域で必要とされる支援を、その地域の人びとを中心に力を合わせてみんなでかたちにしていくことを目指しています。社会の中の暴力や搾取、人権侵害、具体的にはDVのように家族に押し付けられて社会的に見えなくされている問題に、みんなの力を合わせて取り組みます。
活 動 内 容
1.相談支援事業(電話相談・法律相談・カウンセリング)
DVや虐待など、親密な関係の中(男女間カップル、同性カップル、親子、兄弟姉妹、親族、友人など)の暴力から逃れたい、加害者から逃れた後の生活、制度利用、困りごと、その後の生きづらさなどについて相談を受けています。
カウンセリングや弁護士、司法書士への相談も受け付けています。
ホットライン(相談電話)090-9629-4847 毎週水曜日(祝日休)12時~17時
2.シェルター(緊急一時保護)事業 概ね2か月以内の利用(有料)
サバイバー(暴力を受けた当事者)のための一時避難の場所としての利用です。
電話相談の後、必要な場合に利用できます。
生活必需品・設備は揃っています。
※シェルターからお仕事、学校、保育所には行けません。
一時保護委託として行政からの依頼を受けています。
3.ステップハウス(中・長期自立支援)事業 2年以内の利用(有料)
サバイバー(暴力を受けた当事者)のための、安全で安心な場所で、心と身体を休め、新しい人生を始める場所です。電話相談の後、必要な場合に利 用できます。
生活必需品・設備は揃っています。
4.退所者支援事業
退所者支援は、過去にいくの学園を利用された方を対象にしています。
面接相談、同行支援、回復プログラム(コラージュ、ごはん会、手づくりの会、心のケア講座、イメージの会、おしゃべり会他)を行っています。
5.広報・啓発事業
広報や啓発のための講座を開催しています。平成27(2015)年1月に2日間講座「親密な関係の暴力を考える ~親密な関係における暴力サバイバーへの具体的支援を学ぶ連続研修~」を開催しました。
また、講師派遣により、親密な関係の暴力について、暴力から逃れるための支援、逃れた後(離脱後)の支援、回復支援、暴力被害の及ぼす影響、サバイバーの理解などについて、具体的な支援の方法や理解を広げるための活動を随時行っています。
TEL: ホットライン(相談電話)090-9629-4847 毎週水曜日(祝日休)12時~17時
URL:http://www.ikunogakuen.org
(2016年1月掲載)