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2014年度大阪府民間団体自殺対策緊急強化事業

 

「自殺防止サポータースキルアップ研修」報告

 

大阪府民間団体自殺対策緊急強化基金補助金を活用して、自殺防止サポータースキルアップ研修を開催しました。

 


 

  2014年9月29日(月)10時~15時と年10月1日(水)10時~17時の2日間,自殺防止サポータースキルアップ研修を行いました。

のべ56名のご参加がありました。

 

講師は、

 ・NPO法人国際ビフレンダーズ大阪自殺防止センター 所長 深尾泰さん

と研修スタッフ(ロールプレイ実習)

・和歌山県立医科大学保健看護学部 講師 (おかまゆみ)さん

・ ソーシャルケアセンター センター長 小山 秀之 さん

 

内容として、

・自殺の実態を学ぶとともに「死にたい気持ちのある人」への対応についてをロールプレイを通して研修をしました。

「生きごこちの良い町〝日本一″自殺率の低い町を調査して」著者の檀(おかまゆみ)さんから自殺率の低い地域の特性の紹介と私たちが今日からすぐにできることを考えよう!!と提案がありました。

認知行動療法の「不安・恐怖は逃げずに慣れる。」などを知り、相談者のしんどさを緩和することも学びました。

 

 

【参加者の声】

☆わかりやすい講義でした。ありがとうございました。スベテを聴く。とりあえず否定せず、寄り添う。そのものだと思います。相手のペースでゆったり、気長に・・・・。

 

☆自殺防止のためには、その要因がない環境づくりが必要だと思いますが、個人が尊重される社会(文化)づくりが大切。そのためにやれることを教えていただいた感じがします。包摂型社会・人権のまちづくりに向けたとりくみと大いに共通することだと感じました。

 

☆日々の相談において、すぐに使える手法が内容に含まれていたのでよかったと思います。


☆つらい思いを、そのままに受けとめる事の重要性や難しさが理解できました。

 

 等々

今回の研修で

死にたい気持ちを抱えた人には否定も肯定もしない、まずしっかりしんどい気持ちを受けとめることが大切等すぐにでも実践できることを知りました。また、自殺率の低い地域の特性を知り、死にたい気持ちに追い込まれる人が少なくなるよう、今の自分ができることをご参加の皆様と一緒に考えられる研修となりました。


ご参加の皆様ありがとうございました。