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2012年度ハンセン病問題講演会

ハンセン病回復者と家族・遺族・ハンセン病問題の核心に迫る

~ハンセン病回復者の家族はどんな思いを抱いて生きてきたか~

 

 

 

 大阪においてハンセン病問題の府民啓発と回復者支援ネットワークづくりを目的に、支援活動に関わる関係諸団体で実行委員会を設立し、ハンセン病問題講演会の取り組みを始めて今年で9年目になります。

 

今回の講演会のテーマは、「ハンセン病回復者と家族・遺族・ハンセン病問題の核心に迫る~ハンセン病回復者の家族はどんな思いを抱いて生きてきたか~」です。

 

ハンセン病回復者の家族の受けた被害の内容は、直接語られることはほとんどありません。

 

何十年も交流のない家族・親族に遠慮して、本名を名乗らず園名で暮らし続けている入所者や社会復帰できないでいる入所者もいます。

 

地域で暮らすハンセン病回復者も家族・親族に迷惑がかかってはいけないからと、夫や妻、子どもにハンセン病歴を隠している人も多くいます。 

 

家族・親族の問題は、現在もなおハンセン病回復者にとっては、解決できない課題としてあります。

 

いま、ハンセン病回復者と家族は何に悩み、どう考えているか。

 

シンポジウムでは、ハンセン病回復者家族、社会復帰者家族、療養所のソーシャルワーカー、学識者、それぞれの立場から話していただきます。

 

そして、遺族が初めて起こした国賠訴訟の 「鳥取非入所者遺族国賠事件」の特別報告、ハンセン病回復者が作った詩を歌うシンガーソングライターによるピアノコンサートを下記のとおり行いますので、皆様のご参加をお待ちしています

 

日時:2013年2月16日(土)13:30~16:30(開場13:00~)

内容:2012年度ハンセン病問題講演会

   <シンポジウム>  

    ハンセン病回復者家族、社会復帰者家族、ソーシャルワーカー、学識者

   <特別報告>

    「鳥取非入所者遺族国賠事件」

    遺族が初めて起こした国賠訴訟

   <コンサート>

    ピアノ弾き語り 

  

会場:大阪市阿倍野区民センター 2階大ホール(大阪市阿倍野区阿倍野筋4-19-118)

 

規模:600人(申し込み不要)

 

資料代:500円

 

主催:ハンセン病問題講演会実行委員会(20団体)、大阪府、大阪市、堺市

問合せ:社会福祉法人大阪府総合福祉協会 ハンセン病回復者支援センター

    

 〒542-0012 大阪市中央区谷町7-4-15 大阪府社会福祉会館302

 電話 06-6711-0003 FAX 06-6711-0012

 

詳しくはこちらをご覧ください→   チラシ.pdf