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2011年度『触法障がい者に対するSSTの実際』開催のご案内

 

1.目的

 2006年5月に刑事施設及び受刑者の処遇等に関する法律が施行され、受刑者の社会復帰に向けた処遇の充実をはかるため、就労スキルを中心としたSST(ソーシャル・スキル・トレーニング)が全国の刑務所に導入されるようになりました。また、更生保護法が施行(2008年6月)され、司法機関と福祉施設との連携も謳われるようになり、これまで見過ごされてきた触法障がい者についてもより適切な支援が求められるようになってきました。

 この様な中、各都道府県・市町村職員や各種相談員の処遇技法を高めることが必要とされており、そのひとつとして期待されているSSTの理論とその具体的な進め方について演習形式で学ぶ、「触法障がい者に対するSSTの実際」を「よりそいネットおおさか」(福祉の支援を必要とする矯正施設等を退所した人々の自立支援おおさかネットワーク)の協力を得て開催します。

 

2.主催 

 財団法人大阪府人権協会

  

3.実施内容

(1)初日・1日目

 2012年3月18日(日) 場所:H・R・Cビル5階 ホールA

13:30

~17:00

1.オリエンテーション

2.司法領域における国の施策と動向、およびSSTの発展

3.SSTの理論とその進め方

(1)SSTの基礎理論

(2)対象者の特性や実施施設における留意点等

4.ビデオ視聴:更生保護施設におけるSST

5.課題設定の仕方

(2)最終日・2日目

 3月19日(月) 場所:H・R・Cビル4階 第1研修室

10:00

~17:00

1.自己紹介

2.ウォーミングアップゲーム

3.リーダーとコリーダーの役割

4.講師によるモデルセッション

5.受講者によるリーダーとコリーダー体験練習

6.SSTを実施するいくつかのポイント

7.まとめと質疑応答

8.修了証授与

 ※本研修会は、SST普及協会のガイドラインに沿った内容であり、2日間の全講座受講が

  原則です。全講座受講者のみ、「SST初級リーダー養成講座」の修了証が発行されます

 ※初日のみ(または最終日のみ)の受講希望は受付けますが、一部の講座のみ(例)の受講

  はできません。  例)初日の「3.SSTの理論とその進め方」のみ

 

4.講師

  角谷慶子さん、足立 一さん(SST普及協会 認定講師)

  福永佳也さん(大阪府立砂川厚生福祉センター)

 

5.対象・定員

(1)対象

  福祉の支援を必要とする矯正施設等を退所した人々の支援者、

  各市町村及び各市町村人権協会・人権地域協議会等の相談員等

(2)定員

 40人(先着順)

 

6.会場

 H・R・Cビル(大阪市港区波除4-1-37)

 

7.申込み方法・受講決定通知

 別紙「2011 SST研修申込書.doc」にご記入のうえ、3月8日(木)までに、大阪府人権協会へFAXまたはメールにて、お申込みください。後日、「受講決定通知」を送付します。   

 FAX:06-6581-8614 メール:info@jinken-osaka.jp

 

8.参加資料代

 15,000円(2日分の資料代・修了証書代等)

  ※両日いずれかの日など一部受講の参加費は、3月8日(木)までに申し込まれた場合

   のみ、初日のみ¥5,000、最終日のみ¥10,000、となります。

    3月8日以降の申し込みは、1日受講のみでも15,000円いただきます。

 

9.参加資料代の支払い方法

 「受講決定通知書」を送付しますので、講座当日までに参加資料代を次の口座へ振り込ん

 でください。現金でお支払いの場合は、大阪府人権協会事務所までご持参ください。

 

【振込み先】

 りそな銀行桜川支店 普通 2105629

   財団法人大阪府人権協会講座係 理事長 神尾雅也

    (ざいだんほうじんおおさかふじんけんきょうかいこうざがかり りじちょう かみおまさや)

 

[申込み・問い合わせ先]

  (財)大阪府人権協会 TEL06-6581-8613/FAX06-6581-8614