「福島差別を考えるシンポジウム」開催報告
2011年12月11日(日)午後1時から4時 難波別院同朋会館にて、「福島差別を考えるシンポジウム」を開催しました。
当日は約200名の参加があり、Ustreamでの中継も行いました。
(現在もこちらから視聴できます。http://www.hisaisha-shien-osaka.org/福島差別を考えるシンポジウム/)
詳しくはこちらで福島差別を考えるシンポジウム.pdf
1部
南相馬市長の桜井勝延さん、広島原爆被害者の語り部の飯田清和さん、阪南中央病院副院長の村田三郎さんの報告
2部
近畿大学人権問題研究所の奥田均さんをコーディネーターとし、福島差別をしない、させないために何が必要で、何ができるかを相互に話し合い、会場からの意見もありました。
〈参加者アンケートより〉
・部落差別、原爆差別、放射能差別のみんな共通しているのは、個人ではなく全てひとくくりにすることが差別につながる。情報を閉ざしたところに問題がある。
・情報の開示。さらに放射能による障害についての正確な啓発(伝染などないという事も)。
さらに、日本中のすべての人々の問題であるという事が重要ではないでしょうか。
・「差別」…社会的な不安が強まれば、強くなる。今それぞれの立場の者がそれぞれの使命感で、「差別」をなくしていく動きを行っていくことが大切だと感じた。