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2011年度「人権総合相談員養成講座」が終了しました。

 2011年6月23日~8月31日のうちの11日間、全38講座の人権総合相談員養成講座を開催しました。今年度は人権総合相談員の他、市町村就職困難者就労支援担当職員、NPO等に所属される相談員66名が受講されました。

 講師からは各人権課題の現状や課題を含め、相談員として求められるスキル、例えば利用者主体、正確な状況把握・分析と問題解決の過程、エンパワーメント、多機関との連携等について話していただき、演習をとおして他の受講生の考え方や実践についても学びました。さまざまな人権課題を学ぶ中で、相談業務だけではなく身近な生活にも照らし合わせて多様な視点で「人権」を捉えることができたと感じています。

 受講者は盛りだくさんの内容に圧倒されながらも、とても熱心に受講されていました。

 

[受講者の感想】

・問題・課題を解決しなくてはと焦ることなく、現状認識を丁寧に正確に行うことを痛感した。相談者にとっても現状整理を改めて行っていくことで自らの解決能力の刺激につながると感じた。

・エンパワーメントを大事にすることを講義で何回も教えられ、技術だけかけ離れると非常に怖い。気を付けていきたい。

・自分の価値観だけでなく相手の価値観を尊重して支援することを体感できる様な講座だったと思います。自分がすべてするのではなく連携することが本当にその相談者にとっての利益になることを学びました。

 

 

 

 

 

人権総合相談員養成講座(写真).JPGのサムネール画像