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“ここ”に焦点を絞った部落問題学習を

~“参加型で学ぶ”人権・部落問題学習を考える研究会(第4回)を開催しました~

 

 人権・部落問題学習を参加体験型で行うプログラムを検討する機会として、「“参加型で学ぶ”人権・部落問題学習を考える研究会(第4回)」を、2010年12月18日に開催しました。森実さん(大阪教育大学)を講師に、府内だけでなく各地より32人の参加がありました。

 学習会では、参加者相互で、部落問題を啓発する上での悩みや課題を出しあいました。また、出された悩みを考えていく手がかりとして、RAAPプログラム(部落問題)「話してみようよ部落問題」を体験しました。

 講師からは、漫然と啓発するのではなく、その問題の急所に取り組む必要性が話され、ました。例として「寝た子」を起こすな論や、結婚差別への取り組みを紹介していただきました。

 行政、学校、企業、地域とさまざまな場で、悩みながら部落問題に取り組む方たちの学びあいの機会となった学習会でした。

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新規レイヤー

 


 

【参加者の感想】 

●部落問題学習のワークは、「(漫然と)部落問題をなくす」というものではなく、部落問題のココをクリアするものっていうのは、何だ  かとてもストンときた。

●結婚差別について学校でよく実践されているが違和感があったが、そのことも出て、架空の状況を話し合っても意味がない、その通り!そーなんだ!!と胸のつかえがおりた。

●寝た子を起こすな論は根強いと感じます。実際にどのように取り組んでいけばいいのかヒントがありました。