講座・イベント案内


-私と人権とのつながり再発見-
参加体験型人権・部落問題 (RAAP) プログラム
ファシリテーター養成講座

-これであなたも研修講師!-

 
人権学習や研修がマンネリ
問題だと思う発言が出るかも、と思うと不安だ
一方通行ではない学習の場で人権や部落問題を学びたい

人は成長過程でたくさんのことを学びます。
いいことも。わるいことも。
その中で、偏見や決めつけなど差別につながることも学んできた私たちです。
参加体験型学習では自分を見つめ、ほぐし、人権に関する問題を学びなおすことができます。
“差別はいけない”けど、“私は差別してない”だけでなく“差別はおかしい”という気持ちを行動に移せる人がたくさんいるときっと住み心地のよい社会になる。
そんな学習や研修をつくりたい。その思いからRAAPプログラムは生まれました。

RAAP(ラップ)プログラムとは
Rights(権利)…自分と人権・部落問題とのつながりを見つけ
Action(行動)…職場や地域、学校などで、人権を守る行動に結びつく学習を
Active Learning(参加型学習)…参加体験型学習で展開し、
Participation(参画)…行動化を通じて、社会に積極的に関わるなど人権への取組み進める
という学習をめざし開発されたプログラムです。人間関係、人権概念、部落問題のプログラムが実施できるファシリテーターの養成を行います。

学習や研修を受ける側から、講師・リーダーにステップアップする本気の講座。6日間の短期集中講座で、上記のプログラムを実施できる力を身につけます。“人権を自分の問題とできる”“学びが行動につながる”学習を実施したい方
ご参加お待ちしています!



RAAPプログラムの特徴
“人権が自分の問題になる”“学習や研修が行動につながる”プログラム内容!

「人間関係づくり」
①うわさと差別~ギロン星人の怒り
②コミュニケーションのすれ違い
~それぞれの受け止めかた~
人権を大切にするためのコミュニケーションを学ぶ。
「人権概念」
①「ちがい」と「差別」<多様性>
②「暴力の芽」を考えよう<対立>
③「おなじ」と「平等」<平等>
各人権課題に共通する概念や視点から、 ものの見方や判断の基準を学ぶ。
「部落問題」
①部落問題 これホント?
②話してみようよ部落問題
具体的な人権課題としての部落問題を 真正面から考えます。

○人権と自分をつなぐ
  • ・「人間関係」「人権概念」「部落問題」の3つの柱で人権と自分とをつなぎます。
  • ・「学びから行動へ」人権に基づいた行動につなぎます。
  • ・メンタルヘルスやセクハラ、パワハラなどさまざまな人権学習にも応用。
○体験を通じて学び、行動に結びける参加
体験型学習
  • ・「ウォーミングアップ→学習活動→ふりかえり」の組立で学習の理解を深めます。
  • ・人権問題についてしっかり情報提供。

■講師
上杉孝實さん(京都大学名誉教授) 大谷眞砂子さん(じんけん楽習塾)
栗本敦子さん(Facilitator’s LABO(えふらぼ)) 森実さん(大阪教育大学)

会場 HRCビル
大阪市港区波除4-1-37  (最寄駅:JR大阪環状線・大阪市営地下鉄「弁天町」)
定員 定 員 25人程度(先着順)
参加・資料代 50,000円
*1、キャンセルは、キャンセル料を申し受けます。
*2、支払いは分割払い等可能ですのでご相談ください。
*3、当協会会員の方は参加・資料代の割引があります。
修了証 講座の全日程に参加された方には「修了証」を発行します。
*欠席される場合、第3~4期(2011年度開講予定)の養成講座で欠席分を補講されれば、修了証を発行します。
■開催趣旨
現代社会では、いじめや排除、差別や暴力などの人権侵害が大きな問題となっています。これを克服するために、人権意識を高めるための人権教育や人権啓発が進められており、その中で人権学習や人権研修(「人権学習」といいます)がますます重要になっています。
しかし、これまでの学習では、講演を聴いても人権問題が自分とは遠い問題のように捉えられたり、自分にひきつけるための参加体験型学習の導入が、ただ楽しいだけの学習に終わったり、といったことはありませんか? こんな悩みを解決するために、参加型人権・部落問題プログラム(RAAPプログラム)はつくられました。
このプログラムは、“人権尊重の人間関係づくり”と、“人権問題に共通する人権概念”、そして、“具体的な問題である部落問題”の、3つの柱からなっています。これによって、人権と自分とのかかわりに気づき、人権のルールとしての人権概念を身につけて、人権問題の解決に向けでどう行動し、社会に参画するのかを探求します。
このたび、この参加型人権・部落問題プログラム(RAAPプログラム)を実施できるファシリテーターを養成します。「自分と人権問題とがつながった」「人権のために何かをしよう」そんなことが学べる人権学習を、私たちとともに創造しましょう!
皆さんのご参加をお待ちしています。

■養成講座の日程と内容

日にち

内容

講師

2011年
1月15日
(土)

オリエンテーション、ルールづくり

栗本敦子さん

【体験】人間関係①

大谷眞砂子さん

【理論】ワークショップとは?ファシリテーターとは?

大谷眞砂子さん
栗本敦子さん

1月16日
(日)

【体験】部落問題①

森  実さん

【理論】人権について深める①

栗本敦子さん

【体験】人間関係②

大谷眞砂子さん

1月29日
(土)

【理論】成人学習とは

上杉孝實さん

【理論】人権について深める②

大谷眞砂子さん

【体験】部落問題②

栗本敦子さん

1月30日
(日)

【理論】部落問題への認識をいかに育むか

森  実さん

【実習】プログラム:人権概念
実習に向けた準備と実習①

栗本さん、森さん

2月11日
(金・祝)

【実習】プログラム:人権概念
実習②③

大谷眞砂子さん
栗本敦子さん

【理論】人権ファシリテーターとしてのあり方

2月12日
(土)

【実習】プログラム:部落問題 森  実さん

実践に向けて①②

上杉孝實さん
大谷眞砂子さん
栗本敦子さん
森  実さん

*いずれも時間帯は10時~17時

■養成講座の特徴

体験―理論―実習のサイクルで実践力をつける!

【体験】
人間関係、人権概念、部落問題のRAAPプログラムを体験。まずは自分で感じる。
【実習】
RAAPプログラムの実習で実践力をつける。
【基礎養成・理論】
ファシリテーターのスキル、あり方、成人学習とは、部落問題の認識を学び、実践への基礎づくり。

○実践に役立つ知識とスキル、姿勢づくり

・知識やスキルをトータルに学びます。
・人権問題について学び、その認識を高めます。
・ファシリテーターの実践練習で、実践力を養成。

○実践につなげるサポート

・スキルアップ研修で、終了後も学べる場を提供。
・ワークショップ実施の失敗や成功をなど情報共有する経験交流の場を設けます。
・講師も共に実践に向けた課題解決を共有するなど、参加者と講師をネットワーキングします。
・当協会の運営する「講師・ファシリテーターバンク」にご登録いただけます。当協会が受けた研修相談講師に、必要に応じてご紹介させていただくことができます。

○共に学ぶネットワークづくりを応援

・ファシリテーターの経験交流を行い、情報交換や相互アドバイスの場をつくる。
・ファシリテーターとしての疑問や悩みを考える場をつくる。

■お申し込みについて
【下記必要事項をご記入いただき、事務局へお申込ください】*様式は自由です
①お名前、②ご連絡先(住所、E-Mail、TEL、FAX)、③参加申込みするきっかけとなった仕事や活動④受講動機と講座で特に学びたいこと、⑤これまでのファシリテーター経験、⑥その他(受講の際の要望など何でも)*ご記入いただいた個人情報は、講座運営上の目的以外には利用しません。
*E-Mailでお申し込みの方は、件名に【RAAP講座申込】とお書きください。
*申込の確認後、E-MailかFAXを基本に「受講確認通知」をお送りします。

■申込書送付・お問合せ先
財団法人大阪府人権協会人権啓発部 RAAP養成講座事務局

〒552-0001大阪市港区波除4-1-37HRCビル8階
TEL 06-6581-8613   FAX 06-6581-8614
E-Mail  info@jinken-osaka.jp  URL http://www.jinken-osaka.jp/