12月4日から10日の人権週間を記念して、12月1日(土)、2日(日)に富田林市(すばるホール)において、また、12月8日(土)、9日(日)に大阪狭山市(公民館)において「おおさかヒューマンフェスタ2007inとんだばやし&おおさかさやま」を開催しました。
 アンサンブル・サビーナコンサート |
 アンサンブル・サビーナコンサート |
 人権展での作品展示 |
 人権展での活動団体の発表 |
本年は、大阪府、富田林市、富田林市教育委員会、富田林市人権教育推進協議会、富田林市人権協議会、大阪狭山市、大阪狭山市教育委員会、大阪狭山市人権協会、大阪人権啓発活動ネットワーク協議会(大阪法務局・大阪府人権擁護委員連合会)、、財団法人大阪府人権協会とともに開催しました。テーマは『出会い 体験 感動』とし、人権について参加者とともに考える内容としました。 富田林市会場では、12月2日午後から大ホールにおいて、大阪大谷大学吹奏楽部、JAZZ研究会によるオープニングコンサートから始まり、草の根人権活動表彰式のあと、アンサンブル・サビーナコンサートが行われました。「ヨーロッパのクラシック音楽とその時代精神」というテーマでオペラの曲やクラシック音楽、映画音楽、日本のうたの演奏がありました。演奏されたそれぞれの曲の合間に松本 城洲夫さん(イタリア生活文化交流協会会長・(有)じんぶんネット代表取締役・龍谷大学講師)に曲の成り立ちや背景から「音楽と人権」についての解説がありました。 その他の会場では、富田林市人権展が「~集まれ!市民活動団体~」と題して、市民活動団体による展示と発表、また、ビデオ上映会場では、「(市民が作った映画)知らない二人」「素顔の心で」「夢の約束」などが上映されました。 また、12月1日(土)には、「人権を考える市民の集い」が開催され、黒田 恵裕さん(高校教員)に「子どもたちの携帯電話利用について考える」というテーマで講演していただきました。 大阪狭山市会場では、12月9日午後から大集会室において2部制で開催されました。第1部では表現倶楽部「うどぃ」のオープニングアトラクションから始まり、事前に募集した中学生の参加者による感動体験ワークショップの成果発表のあと、平田 大一さんによる「南島詩人の世界」と題して、笛と太鼓の演奏や語りと三線(さんしん)、詩「群星(むるぶし)」の披露がありました。そして歌手のアルベルト・城間さんによるライブ演奏が行われました。 第2部では、表現倶楽部「うどぃ」のアトラクションから始まり、「自分の根っこ(居場所)を求めて」というテーマで井上 リカさんの進行により、平田大一さんとアルベルト・城間さんのトークショーが行われました。居場所を求めるために自分なりに悩み、自問自答し、自己分析することが大切であるというお話でした。 また、12月8日には「人権を考える市民のつどい」の講演が開催されました。午前は「チャングムと日本の女性-『男女共同参画』という課題-」というテーマで藪田 貫(ゆたか)さん(関西大学文学部教授)に講演していただき、午後は「ワークライフバランス~持続可能な働き方に向けて~」というテーマでパク・ジョアン・スックチャさん(アパショナータ代表)に講演していただきました。 今回は、富田林市と大阪狭山市の両方の会場でイベントが開催され、延べ参加者は約1,050人でした。 その他、同時開催イベントとして「フェスタにんげんばんざい」が12月8日~9日に開催され、人権パネル展示、市民団体による持ち込み企画、啓発ビデオ上映会などがありました。
 表現倶楽部うどぃのアトラクション |
 アルベルト・城間さんのライブ |
 平田大一さんとアルベルト・城間さんのトークショー |
 人権を考える市民のつどいの講演 |
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