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識字・日本語パートナーの道しるべ講座を開催

識字・日本語学習を支援する人であるパートナーとして大切にしたいことを学ぶため、識字・日本語パートナーの道しるべ講座を、大阪人権センターで、5日間にわたって開催し、
13名の参加がありました。




11月2日 「識字・日本語活動とは?」講師:岩槻 知也さん(京都女子大学助教授)
識字・日本語活動の歴史と意義はどのようなことか、「識字」・「日本語」は歴史や形態は違うがめざすものが同じなど、識字・日本語の基本を学びました。
11月10日 「識字・日本語パートナーとは?」講師:久保 重明さん(識字・日本語コーディネーター)
識字・日本語パートナーは、学習者ともに学ぶという基本姿勢や、パートナーも学習者もよかったと思える関係づくりが大切であることなどを学びました。
11月17日 「学習づくり―日本語学習の場合」講師:澤田 幸子さん(日本語コーディネーター)
日本語学習をどう進められるかを考えるためにニーズを把握すること、学習者と一緒に学習目標をたてていく。日本の人と交流するために、生活の場面に根ざした教材づくりや学習方法が必要であることなどを学びました。
11月24日 「学習づくり―識字学習の場合」講師:久保 重明さん(識字・日本語コーディネーター)
識字学習の学習者は、文字の読み書きは不自由だが生活経験が豊富であることを念頭におくこと。
大人の学習として、人権の視点や生活の視点を取りいれた教材づくりや学習方法が必要であることを学びました。
12月 3日 「こまった時には・・・」講師:田中 聡さん(しきじ・にほんごくらぶ)
学習に関して困ったことを出しあいながら、学習や生活に関する情報の集め方や、人のつながりの大切さなどを学びました。
修了後のアンケートでは、受講者から「「識字」という言葉には今までと違って奥深い意味があると教えられました」「パートナーという位置づけを大事にしていきたい」などの感想が出されました。