国際識字年推進大阪連絡会が第13回総会 | ||
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国際識字年推進大阪連絡会の第13回総会が、5月18日(土)約120人の参加で大阪人権センターで開かれた。この総会で、大阪連絡会のあり方検討会の結果が提案され、2002年度「識字・日本語連絡会」として活動を進めていくことが決定された。役員は、上杉孝實代表(龍谷大学)をはじめ国際識字年推進大阪連絡会の役員が引き続き就任することになった。 総会終了後、識字・日本語連絡会の最初の取り組みとして、シンポジウム「識字・日本語センターってなに?」がおこなわれた。 夜間中学校に行きたいと思って、探し始めて、やっとたどりついたら11年がたっていました。という発表に、ことばや読み書きに不自由している学習者が、自分の力だけで学習の場にたどりつくのがどんなに難しいかをあらためて考えさせられた。テレビで宣伝していたのをたまたま見て、夜間中学校へ通うようになったという人もおり、識字学級や日本語教室についての情報を発信することが重要で、これは識字・日本語センターの大きな仕事の一つだと話し合われた。 識字・日本語センターは、識字・日本語の取り組みにかかわって、 1)啓発資料の提供とストック 2)情報の提供、発信 3)相談活動(相談員の配置)/外国人相談コーナーとの連携 4)教材の提供とストック 5)調査研究成果の活用とストック 6)交流会の企画や準備の場の提供 7)指導者養成講座受講者等の登録 の7つの機能をはたすため、4月に開設され、6月からは、相談員が問い合わせに応じている。 識字・日本語センター 大阪人権センター東館3階 開館時間 月~金曜日午後1時~5時 相談員がいます。 電話・ファックス(06)6561-9988 E-mail:call-jsl@atlas.plala.or.jp |
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