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   2020年度(令和2年度)介護相談員現任研修を実施しました

 介護相談員は特別養護老人ホーム等介護サービス提供の場を訪ね、サービスを利用する方々等のお話を伺い、相談に応じる等の活動を行なっています。利用者の疑問や不満、不安の解消を図るとともに、介護サービスがより良いものになるよう、サービスの質の向上をめざす取り組みです。

 大阪府内の30市町に登録されている介護相談員を対象に、年に1度ですが現任研修を開催しています。今年度は113日と123日に行い、8市から17人の方に参加していただき、全員が全課程を修了されました。

 例年は100人前後の相談員が参加されますが、今回は新型コロナウイルス感染予防のため、受講対象者を限定したり、定員を縮小して開催しました。

 コロナ禍では介護施設等、介護サービス提供の場に訪問する事が難しい状況ですが、利用者の生活を心配し、手紙を書いたり、玄関先への挨拶など事業者との信頼関係が切れない努力等の取組み報告や、コロナ禍でもできる取り組みについてアイディアを出し合いました。他にも介護保険制度や認知症についての学習やコミュニケーション技術の向上等、今後の活動に活かすために学びを深めました。

 日頃は市町村単位で活動しているため、他の市町の相談員との交流も兼ねた場になっています。「これからもお互いに元気で頑張りましょう!」と声を掛け合っておられました。

 

■受講者の感想

・自分の任務を振り返る参考材料になり有意義でありました。

・コロナ禍でもできる事からやって行こう、という気になりました。

 実は少々めげそうになっておりました。

・介護相談の意義やコミュニケーションの技術等、くり返し勉強ができたらと
 思います。

・すぐに役立つ内容だったので、活動が休止中ですぐに役立てる場がないのが
 残念です。



(研修の様子) 

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